TOP (カタログ) |
メールマガジン | お問い合わせ (メール) |
Genと小元太の フォト日記 |
セミナー &クイズ |
アクセス・地図 |
カクテルグラスに付いた水滴の微粒子ほど美しい物はありません。 でも見る見るうちに水滴が大きくなり、無残な姿になる儚き美しさなのです。 そんな瞬間の美を永遠に続く美に変えたのがフロステッドグラスなのです! だからフロステッドグラスを使ったジュエリーは、アールデコ・ジュエリーのシンボルなのです!! |
1870年頃に製氷機が発明され、氷を入れた冷たい飲み物が作られるようになるのですが、アメリカで「永遠の繁栄」と言われた1920年代の好況期にニューヨークには数万のバーが営業していて、カクテルが大人気だったのです(マティーニやマンハッタンなどのカクテルはこの時代に作られた)。でも1919年に作られた天下の悪法と言われた「禁酒法」が成立し、バーは地下に潜り、職を失ったトップレベルのバーテンダーは、パリのバーで働くようになり、ヨーロッパでもカクテルが流行するようになったのです。 だから僕が今まで扱ったフロステッドグラスのジュエリーは、ほとんどがフランスで作られた物でした。 カクテルはシェーカーに氷を入れて、複数の種類のお酒を混ぜて作るのでとても冷たいお酒です。だからカクテルグラスの外側に水滴の微粒子がびっしりと付くのですが、それは何とも美しい曇りガラスのようで、そこに手を触れたくなくなるほどです。でもその美しい水滴の微粒子は、見る見るうちに水滴の粒が大きくなり、美しくなくなって行くのです。僕はフロステッドグラスを最初に作った人は、きっとカクテルが好きな感性豊かな人で、永遠に美しさを保つ水滴の微粒子のような美しい曇りガラスを作ろうと思ったのに違いないと思っています!! |
フロステッドグラス バーブローチ |
|
セーフティー付きの金具はそれも良い作りですが、それはこのブローチが如何にハイクラスのジュエリーとして作られたかの証なのです! |