ブラッドストーン インタリオ アンティーク

実物大
1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
インタリオの傑作ここにあり!!!
『紅葉の森と鹿』

フランス 18世紀
ブラッドストーン、18K
2,3cm×2,2cm
Sold

まるでカーブドアイボリーの鹿をインタリオにしたような素晴らしい彫り!!!

ブラッドストーンの赤い斑点を巧みに活かした技は、工芸の域を超えた正に小さな芸術!!!

これは元々はフォブ(シール)だった物で今は金具は外されてフレームだけになっています。

フォブは懐中時計のチェーンに付ける物ですが、18世紀の懐中時計は高級な物は大邸宅一軒の値段がしたので、それに付けるフォブも当然相当な高価な物だったのです。

だからこんな素晴らしいインタリオが付いているのです。


100円玉より僅かに大きいぐらいの小さな石に、これだけの複雑な構図をここまで細密に彫るのには、カメオでは不可能でインタリオだから出来ることなのです!!

でも18世紀以前のインタリオでも、これだけ細密な彫りは僕も36年間で見たことが無いような気がします!

工芸は小さければ小さいほど価値があるのです!
そして小さければ小さいほど作るのは難しいのです!

でも小さな物ほど、高そうには見えないので、すべて特別に注文された作者の作品のような物でないとありえないのです!

インタリオに付いては《知られざるインタリオの魅力》でご覧下さい。


インタリオ 拡大1
実物大 森の中の三頭の鹿をそれぞれ違うポーズに彫っていますが、中央の鹿は体長が5mmほどで頭部はたった2mmしかない、非常に小さな物であることを考えれば、人間技とは思えない狂的な細密彫りなのです!!!

ブラッドストーンの赤い斑点を活かした木の葉が、鹿のお尻の手前にあるなど、遠近感を巧みに表現しているのも素晴らしいではありませんか!!

木の葉の部分は赤い斑点を小さな塊のように彫って立体感を出していますが、これも独創的な技法で、この作者はいったい他にどんな作品を彫っているのだろうと感動します!!サインが無いのが不思議なぐらいで、きっと当時の名人級の腕前の彫り師だったのだと確信します!

インタリオ 拡大2
実物大 鹿の表情までも分かる細密彫りには感動です!!
インタリオ拡大4 実物大
いつまで見ていても飽きない見事な作品です。

粘土に押した画像 インタリオ 拡大
あまりに細かな彫りなので、粘土に押しても細かな彫りが出ないのです。  
インタリオ 拡大3 裏
可成り左斜めから撮った画像です。 裏は金具を外した跡がありましたが、修復してペンダントとして使えるように加工しました。
1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)
を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。


インタリオに付いては《知られざるインタリオの魅力》でご覧下さい。



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