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古代ローマ インタリオ・リング 筒型のラッパのような楽器を持った男性が躍動感あふれる獅子に跨り、アンフォラを飛び越えているとっても珍しい構図です、他に類を見ない珍しさなのでおそらく同じモチーフのインタリオを見付けることは難しいでしょう。 というのも、通常、インタリオの主題は神々を扱ったものが圧倒的に多く、それは古代の貴族階級達が自分が信じる宗教の神を彫り師に彫らせ,お守りとして身に着けていたからです。 素晴らしいのは構図だけではなく、彫りもとても繊細でインタリオの中でもとてもグレードの高い素晴らしい彫りです。 インタリオの彫りには繊細で緻密なものと、おおらかでダイナミックなものに別れますが、このインタリオは古代のインタリオの中では珍しい緻密で繊細な彫りで、ライオンの表現は特に素晴らしいといえます。 使われている石は美しいコーネリアン、コーネリアンは品質の悪い石は黒っぽいものが多いですが、この石は艶があり透明感のある綺麗な石です。 構図、彫り、石が揃ったインタリオはなかなか出て来ません。 |
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ベゼル&シャンクは19世紀中期の物で、とても良い作りです。 | |
シャンク後部にも模様が彫られていますが、サイズ変更は可能です。 古代ローマのオリジナルのシャンクではありませんし、サイズ変更で若干模様に影響があっても目立たないように修復することが出来ます。 |
ライオンの彫りが素晴らしい! | |