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デマントイド・ガーネット ブローチ ロシア 1900年頃(Kokoshnik marks=ロシアのホールマーク有り) デマントイド・ガーネット、14K 2,8cm×5,7cm 重量8g ※到着済み デマントイド・ガーネットは、1868年にロシアのウラル山脈で発見され、パリ、ニューヨークそしてセントペテルブルグなどの高級宝石店のショーウインドウに飾られ、世界中の宝石愛好家に衝撃を与えた宝石、それがデマントイドなのです!! その名前の理由は「ダイヤモンドに似ている」という意味のオランダ語から来ていますが、ダイヤモンドよりも数値的には拡散率が高く、ファイヤー(虹色の輝き)もより大きいのが最大の特徴です! ロシア産のデマントイドは、アンティークジュエリーでなければあり得ない貴重な宝石ですし、それをセットしたこのデマントイド・ガーネット ブローチは、アンティークジュエリーの魅力を理解出来る方にとってはたまらない魅力があるブローチなのです! ウラル産のデマントイド・ガーネットには、ホーステールという馬の尻尾のような結晶が入っている石があり、石マニアの人たちはそれが無いと興味がないようですが、それは僕から言わせれば本末転倒と言うものです!! 何故ならウラル産のデマントイド・ガーネットでも全部にホーステールが入っている訳ではなく、ホーステールが入っていなくても上質の石も多いからです!! 石マニアがホーステールに拘るのは、鉱物としての希少価値だけを考えるからで、ジュエリーの素材として考えるなら、ホーステールが入っている余り美しい色ではない石より、ホーステールが無くても美しい色の石の方が良いのに決まっています!! ダイヤモンド以外ではデマントイド・ガーネットだけがファイヤー(虹色の輝き)が出ると言われていますが、ホーステールが沢山入っているほど、ファイヤーは出なくなるのですからね(笑) 最近では、ナミビア産のデマントイドもあるようで、ホーステールが入っている石だけがロシア産だと思われているようですが、それは大いなる間違いです!! ホーステールが入っていなくても、デマントイドの摩耗の具合、脇石のダイヤモンドのカット、石の留め方、指輪の作りとデザイン、それに金の摩耗の具合を見れば、このブローチが間違いなく第一次大戦前に作られた物と断定出来るので、その頃デマントイドが採れていたのはロシアのウラル地方しか無いことから、このデマントイドは、100%ロシアのウラル地方で採れた石と断定出来るのです!
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