エドワーディアン　カボッション・サファイヤ　ブレスレット
オーストリア＝ハンガリー帝国　1900年〜1910年頃
サファイヤ　プラチナ　14K
サファイヤ直径0.7cm　厚み0,3cm
長さ18cm 12.2g　　標準サイズ

このブレスレットのデザインと作りは、スタッフも最初はロシアの物かと思ったと言ってましたが、フランスやイギリスとは違い、どこかロシアのジュエリーの面影があるのです。

シンプルでモダンな雰囲気は、エドワーディアンの先を行くデザインでアールデコのような斬新さを感じます！

ロシアの革命直前のジュエリーにも、このブレスレットと共通するデザインのジュエリーが作れらている 何故だろうといつも不思議に思います。

オーストリアは今でこそ小国ですが、ヨーロッパ随一の名門王家ハプスブルグ家のお膝元だけに、優れた音楽家や建築家を輩出しています。

最近も入って来て直ぐに売れてしまった、エドワーディアンのダイヤモンド・ネックレスのシンプルでモダンなデザインも、オーストリアならではのものですが、やはりお国柄や民族性はジュエリーにも出るものなのだと思います。

ロシアもジュエリーに使われる金の純度は約14Kでオーストリアと同じですし、これだけデザインの共通性があるのには何か理由がありますね。何だか調べてみたくなって来ました。
誰か知っていらっしゃったら教えてください。

とにかく、このブレスレットはエドワーディアンならではのゴールドバックでゴールドには、メアンダー模様のような彫金がしてあるとても良い作りです！

サファイヤの形も高さのさるカボッションカットで、これもロシアのジュエリーに多く見かけるスタイルです。

サファイヤの色は明るいブルーで凄く奇麗なサファイヤのようです！♪

エドワーディアンのジュエリーに付いては↓でご覧下さい。
《エドワーディアン（ベルエポック）のジュエリーと小物》