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指輪兼ブレスレット フランス 1850年頃 オールドマインカット・ダイヤモンド、ブラックエナメル、18K 指輪のサイズ 約12〜13号 ブレスレットにした時の長さ 19.3cm Sold 指輪なのにブレスレットになってしまうという前代未聞の珍しい物!! この独創的なアイデアが素晴らしい!! 指輪としてもブレスレットとしても良い作りと良いデザインなので、指輪とブレスレットを二つ買うことを考えたらすご〜くお得なお買い物です(笑)!♪ 指輪のベゼルのデザインは格調高いもので、ブラックエナメルに上質のダイヤモンドが煌めく様は実に美しいですし、彫金もハイレベルです。 19世紀以前のジュエリーでは、ブラックエナメルを使うのはほとんどの場合、モーニング・ジュエリーと言える中で、モーニング・ジュエリー以外のジュエリーをブラックエナメルを使っているのは、作者の優れたデザイン感覚の証なのです。 指輪はサイズ変更が不可能なので、注文主の指に合わせて特別に作られた注文品だと思われますが、どんなに良い職人でもこういう複雑な構造のジュエリーを初めて作る場合は、もの凄い手間が掛かるのです。 試行錯誤を繰り返しながら、いくつもの試作品を作らなければならないからで、恐らく1年以上もの時間が掛かっていると思います。 もし、今の職人の工賃で考えれば工賃だけで軽く600万円は超えてしまうということなのです!! だから難しい作りのアンティークジュエリーほど、安い物は無いと僕はいつも言っているのです。 ブレスレットの部分は8個の輪をつないでいますが、それぞれに丹念に模様を彫り蝶番でつなぐ作業は大変な手間のかかる作業です。 これはもしかしたらこの世にただ一つだけかも知れない貴重な指輪兼ブレスレットかも知れないのです!! 誰も持っていないアンティークジュエリーを使う喜び、所有する喜びは格別の物があると思いますし、人を驚かすのは楽しいことなのです(笑) これを注文した人は性格が僕に似たいた人に違いない!(笑) 人生も仕事もアンティークジュエリーも普通じゃ面白くないんですから・・・。 |
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蝶番をすべて大きさを揃えて作るのは至難の技です。 |
ブレスレットの部分は8個の輪をつないでいますが、それぞれに丹念に模様を彫り蝶番でつなぐ作業は大変な手間のかかる作業です。 | |