スリーカラー・ゴールド ブローチ アンティークジュエリー 実物大
100円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、白い○に100円玉を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

スリーカラー・ゴールド ブローチ&ペンダント
(ブローチのピンは取り外し可能)

フランス 1830年〜1840年頃
天然真珠 イエローゴールド ホワイトゴールド ピンクゴールド 
4cm×3.1cm 重量13.7g

このスリーカラー・ゴールド ブローチは、出来ることなら動画で見てもらいたいな〜・・・。
いや、何としても動画で見て頂けるようにしなければ・・・。

このブローチの最大の特徴と魅力は、ブローチを動かした時にくるくる回る輝きの中にスリーカラーでマットゴールの美しい花が浮かび上がることです!!♪

LPレコード板を見たことのある人ならそれを思いだしてください。
レコード盤を手に持って動かすと、輝きがくるくる回ったでしょ!♪

このブローチはレコード盤のような細く美しい線を彫り、そこに小さな丸い点を打つことで、その小さな丸い点がくるくる回る輝きの中にまるで夜空の星のように静止して輝いているのです!♪

そしてその中央にはスリーカラーでマットゴールの美しい花束が浮かぶようすは、夢のように美しいのです!!!♪

このスリーカラー・ゴールドの彫金は当時の第一級のレベルですが、それは拡大画像を見て頂きながらお話致しましょう。



スリーカラー・ゴールド ブローチ アンティークジュエリー
実物大 花束とリボンの部分は、無数の点をタガネで打つことでマットに仕上げてあり、そのことによりゴールドのレコード盤のように輝く背景の中央に美しく浮かび上がっているのです!!

バラの花と葉が立体的で且つ繊細な実に巧みな彫金ですし、いくつかの花とリボンは何とホワイトゴールドを使っているのです!!
これは19世紀のジュエリーでは相当なハイレベルのジュエリーでも、これほどたっぷりとホワイトゴールドを使っているのを見たことがないので、例外的なことなのです!!

ホワイトゴールドは一般的に1920年頃から使われるようになるのですが、これはホワイトゴールドが高価な素材だったからも知れません。

ゴールドの花びらの中央にまるでダイヤモンドをセットしたかのように、ホワイトゴールドを蝋付けしたり、逆にホワイトゴールドの花びらの中央にゴールドで花心を付けたりと、作者のセンスの良さと技量の確かさが余すことなく発揮されているのを見ていると、思わずじ〜んと心に訴えるものを感じます。


スリーカラー・ゴールド ブローチ アンティークジュエリー
シードパールの外側の上下の縁飾りも中央の花束と同じ素晴らしい細工ですが、その立体的で繊細な作りは、動かしたときに美しく輝き、花束とはまた違った静かな輝きという風情があるのです♪ 実物大
スリーカラー・ゴールド ブローチ アンティークジュエリー

実物大
ゴールドの花びらの花心はホワイトゴールドですが、この部分は直径1mmしかない極小の物であることを考えると、そこに沢山の点をタガネで打った職人の高度な技に感服するしかありません!!

シードパールの内側のマットゴールドの彫金もとても為の掛かり素晴らしい彫金です!
スリーカラー・ゴールド アンティークジュエリー 実物大
 
スリーカラー・ゴールド ブローチ アンティークジュエリー 実物大
美しいですね〜♪
見惚れますよ♪

この立体的で且つ繊細な彫金!
しかもホワイトゴールドを過去に見たことない贅沢な使い方で、スリーカラー・ゴールドのコラボレーションは本当に美しい!!

スリーカラー・ゴールド ブローチ アンティークジュエリー 実物大
この画像の色が実物に近いかも知れません。
スリーカラー・ゴールド ブローチ アンティークジュエリー
シードパールの留め方もとても丁寧でセンスの良さを感じるものです。
スリーカラー・ゴールド ブローチ アンティークジュエリー 実物大
この画像でレコード盤のような輝きが少しは分かって頂けるかも知れません。
拡大  
裏 ブローチのピンの受けは倒れる構造で、ピンは外せる構造ですが、何とネジを切ってあるのではなく、特別の作りになっています!!


これは修復師の名人X師が、ネジでは耐久力に問題があるので特別に工夫したのだろうと感心していました!!

やっぱり良い物という物は細部の気の使い方が違うってことですね。


何故かペンダント様の金具は付いていませんが、表から見て全く問題に稼働式のバチカンを付けてペンダントとしても使えるように加工致します。加工代は無料です。

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