アールヌーボー　オールドローズ　ゴールドネックレス　アンティークジュエリー

アールヌーボー　オールドローズ　ゴールドネックレス

フランス　1890年～1900年頃
天然真珠、18K
44,3cm
重量19,8g

アールヌーボーのゴールドネックレスの中では、当時最も人気のあったバラのデザインのネックレスです！

このネックレスは非常に立体的な作りで、バラの花の形が実に美しく、110年～120年の時を経たゴールドジュエリーならではの味わいがあります。

艶消しのゴールドが長い年月の間に表面の一部が摩耗したことで、まるで燻し銀のような渋さがたまらない魅力になっています！

このような日本人好みの渋さに通じる美しさは、エドワーディアンやデコのプラチナ・ジュエリーでは味わえないゴールド・ジュエリーならでわの特徴です！

アールヌーボーは、新しい芸術と言う意味だけに、宝石をメインにしたオーソドックスなデザインのジュエリーとはひと味違うアートを意識したデザインと、金細工が魅力です。

このオールドローズ　ゴールドネックレスは、アールヌーボーならではの特徴と魅力をすべて備えた実に美しいネックレスです！！♪

ゴールドワークが主役のネックレスは、どんなシチュエーションでも使える使い勝手の良さがあるのも魅力ですね♪

過去に僕が扱った同種の物の中でも一二を争う逸品ですし、円高ユーロ安を反映したとてもお買い得な価格になっています！

↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、白い○に100円玉を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

パリのエスプリを感じさせるエレガントな雰囲気♪

長い年月の間にホコリなどが石化したパティナ（黒っぽい部分）もまたアンティークジのゴールドジュエリーの魅力です。

プラチナ・ジュエリーにはパティナなどはあり得ません！
何故ならプラチナは永遠に変わらない白い輝きが魅力ですし、宝石を引き立たせる役目なので、常時奇麗な状態を保つ為にクリーニングされるからです。

パティナはこのバラのネックレスのように立体的な複雑なモチーフには付きやすく、それが長い年月の間に自然な魅力となっているのです。

その気になってクリーニングすればその大部分は取れて奇麗にはなるのですが、そんなことをしたらせっかくのアンティークとしての味わいが無くなってしまうので、フランス人もパティナを取って磨いたりはしないのです。

たまに今作ったようにクリーニングしたジュエリーを見かけて、何てことをしたんだとがっかりすることあるんですよ（笑）。

立体的な作りなのでどの角度から見ても美しい♪

バラのモチーフとチェーンをつなぐ部分には、とても珍しい金具が付いています！

これはチェーンが回転して捻れないようにする為に作られたパーツで、こういう気遣いがあるのが、アンティークジュエリーの優れた物の証です！

大きく拡大しているのでパティナ可成り目立ちますが、実物はそんなことはなく、とても良い雰囲気です。

充分に厚みのある心地良い重さがあり。裏も丁寧に仕上げてあります。