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バック型ヴィネグレット フランス 19世紀初期 18K 2.9cm×2cm 重量3.6g ※チェーンは付いておりません ヴィネグレットは気付け薬入れとして作られた物で、19世紀初期の美術的価値のある高級な物は、主に男性の愛の小道具として作られた物です。 意中の人の目を引く為に女性が卒倒する仕草をして、側にいた男性がここぞとばかり、ヴィネグレット(気付け薬入れ)を使って快方する訳ですが、日常生活の中でも美を意識していた貴族のような上層階級の男性が恋の晴れ舞台で使うヴィネグレットは,それは凝った作りの美術品のような物だったのです。 僕は日本ではヴィネグレットが全く知られていない頃から扱っていますので、いろいろなタイプの貴重な物を扱っていますが、このヴィネグレットのようにバック型の小型で使い安い物はとても少ないのです。 このヴィネグレットは通常のタイプの物より小型なので、女性が日常生活の中で使った物かも知れません。 |
もちろん裏側も全く同じレベルの繊細な彫金がしてあるのは言うまでもありません! それが19世紀初期の仕事なのです! |
金が極めて高かった時期の物なので地金は薄いですが、肉眼では見えない程の細く美しい線を等間隔で彫り、そこに模様を彫ってあるので、光の当たり方で美しく輝いています!♪(この美しい輝きは実物を見なければ分からないでしょうね) バッグの蓋の部分は指でいつも触れるので摩耗していますが、それは約200年もの時を経た証なのです。 バッグの蓋に付いている鍵を回して開ける楽しい作りです♪ |
可成り愛用したのでしょう。 指で触れる部分は摩耗しています。 これも古い年代のゴールドジュエリーの味わいと言えるのです。 |