ギロッシュエナメル　ボックス　アンティーク　香合

エドワーディアン　エナメル　ボックス

イギリス　1900年～1910年頃
エナメル、シルバー、シルバーギルト　
直径6cm　厚み3,3cm
重量79,7g

丸味を帯びた美しい形で、蓋も蝶番のないすっぽり被せるタイプなので、お茶道具の香合やボンボン入れとして使えばとってもお洒落でしょう！♪

高級な美しい小物はフランスの独壇場と思っていたのですが、先日Soldになったエナメルボックスもそうでしたが、イギリスのエドワーディアンに作られた小さなエナメルのボックスは、フランスの物に優るとも劣らない美しい物があることを再認識した思いです！

コンディションは内部も含めてパーフェクトな状態です。

香合やボンボン入れとしても使って楽しめる小さな美しい器ですね！♪

次に拡大画像を見て頂きながらその美しいギロッシュエナメル＆細密画についてお話致しましょう。

←↑実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、白い○に100円玉を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

二羽のデフォルメされたカモメ？が、淡い水色とピンクのグラデーションの美しいギロッシュエナメルの空を飛ぶ構図は、どこかに和の雰囲気を感じるもので、お茶道具の香合として使ったら楽しいでしょう。

シルバーに彫ってある地模様のパターンは、海と空のイメージが感じられ、とても珍しいパターンです！

普通のギロッシュエナメルの地模様はエンジンターンという円盤を回して彫った幾何学的な規則正しい線が彫られているものですが、このボックスの地模様は、まるで手で彫ったような自然な美しさを感じます！

蓋の形はフラットな物ではなく半球状なので、光りの当たり方で美しく変化する淡いピンクと水色の空と海に、二羽のカモメが浮かぶとてもファンタジックな美しさを感じます！♪

半球状の蓋に施したギロッシュエナメルなので、光の当たり方で美しいグラデーションが感じられるのです。

二羽のカモメに立体感を感じるのは、半球状の蓋に描かれているからです。

下半分も半球状の美しい形で正に日本の香合のような形です。

底部も完璧なコンディションです。