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ピケ・バングル べっ甲に金銀象嵌 イギリス 19世紀中期 内径16,4cm 巾2,2cm 重量33,9g 久しぶりの素晴らしいピケのバングルです!♪ まるで日本人が作ったかのような和の雰囲気を感じるシックなデザインには惚れ惚れしますね♪ 上下に金銀の植物模様を象嵌してあり、中央部に日本の伝統的模様の青海波のような模様を象嵌してありますが、全周囲に象嵌してあることを考えると大変な手間を掛けた作ったものだと感心します! 特に青海波の部分の金象嵌は全く乱れの無い完璧な象嵌です!! フラットな面でなく曲面に象嵌するのは非常に高度な技術と手間を要しますしね。 僕はこの時代のピケのバングルは37年間で10個ぐらいは扱っていますが、その中でもこれは最も素晴らしい細工の美しいバングルです!! ピケはべっ甲や象牙に金または銀を象嵌する技術で、フランスで作られた物もありますが、圧倒的多数はイギリスのヴィクトリア時代に作られています。 ほとんどがブローチで、このようなバングルそれもこれ程の秀品は今では極めて希な物となっています!! べっ甲細工は、昔から日本で優れた物が作られていいますが、不思議なことにピケの様な金銀象嵌の物は作られてはいないのです。以前に磨いてもらうために日本のべっ甲職人に依頼したことがあるのですが、その時に職人にイギリスでこれ程の鼈甲細工をしていたとはと驚いていました。 150年から160年も経っているのにほとんど傷がなく、べっ甲の艶もあり、これ以上は望めないパーフェクトなコンディションです!!♪ もしかしたら、これ程の素晴らしい鼈甲細工のジュエリーはこれで最後かなとも思ったりしています・・・。 |
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