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ピケ(ピクゥエ ) ブローチ イギリス 1860年頃 鼈甲に金銀象嵌 直径3,8cm 重量5,7g 中央に金と銀の花が象嵌された華麗なピケブローチです!♪ ピケのブローチとしては大型の部類でとても良い艶があり、象嵌の欠落も僅かなのでとても良いコンディションでと言えます。 ピケのブローチとしてはハイグレードです! ヴィクトリア時代のピケは、日本の蒔絵のようなイメージがあるのは、実際に日本の蒔絵を見た職人が、蒔絵に触発されて作ったのではないかと僕は思っています! だからどことなく和を感じるんですよ。 和服の帯留めにされる方が多いのも頷けますね♪ 日本の骨董の鼈甲細工はその多くが虫に食われているものですが、イギリスなどヨーロッパのアンティークの鼈甲を使った工芸品で、虫に食われた物を見たことがありません。 鼈甲細工は卵の卵白を使うので、虫の大好物(笑)なのですが、高温多湿の日本には鼈甲大好きの虫が沢山いるってことなんだと思います。 だから日本で鼈甲細工を保管する時は樟脳をの欠片和紙でくるんで、一緒に箱に入れて置くのが良いのです。 ナフタリンは鼈甲に悪影響があるので使ってはいけません。 桐箪笥や桐箱があれば、湿度の調整も出来るのでそれがベストです。 |
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30年ぐらい前だと、ロンドンの市場でよく見かけたのですが、最近はピケのこのクラスの物は本当に見なくなりました!! 当時鼈甲の髪飾りのコレクションをされているお客様がお二人いらっしゃったので、見つけ次第に仕入れていましたが、今は全く見なくなってしまっています! アンティークジュエリーは、物のよってはある時期に全く見なくなってしまうことがあるものなのです。 |
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