スチュアート朝 ロッククリスタル ペンダント アンティークジュエリー 実物大
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ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

『500年もの時を経た古のペンダント』
ステュアート朝 ロッククリスタル ペンダント
イギリス 17世紀(1600年代)
ロッククリスタル(水晶)、ハイキャラット・ゴールド(約22ct)、髪の毛、金線
2,1cm×1,8cm(本体のみ)
重量10,6g
Sold
このペンダントはモーニングジュエリーではありません!
愛する人の髪の毛を編んで布状にした物を入れて愛のプレゼントにした物なのです!!♪

約500年前(日本の江戸時代が始まった頃)に作られたとても古い年代の貴重なペンダントでミュージアムピースと言える宝物!!

18世紀や19世紀のモーニングジュエリーで見られる髪の毛の使い方とは明らかに違いがあります!!

拡大画像では感じられないかも知れませんが、実物を見ると誰もが髪の毛とは思わず布だと思うぐらいな繊細な編み方なのです!!
これはステュアート朝時代ならではの物なのです!!

髪の毛を編むための織機のような物があって、それを専門とする職人がいたに違いないのです!

実は、このペンダントで特筆すべき細工は中央の金の縒り線(イニシャルの部分)で、何と髪の毛より細い金線を引いているのですが、これには飛んでいる蠅を箸で摘まむ名人X師も口をあんぐりでした!!(笑)

髪の毛より細い金線など、常識で考えて作れる訳はないからです!!

細い金線を作るには、鋼鉄の板に大きな穴から小さな穴まで順番に開けてある物に、金線を通して引っ張りながら細く伸ばして、少しづつ小さな穴に通して引いて細くしてゆくのですが、髪の毛より細い金線なんて途中で切れてしまうので、いったいどうやって作ったのだろうと不思議なのです!!

こういう細工に時代が出るのです!
500年前だから出来た仕事ってことですね・・。

宝石などは全然使っていなくても、古い年代のジュエリーには何とも言えない魅力があるのです!♪

ダイヤモンドのカットの技法が進化してローズカットなどが登場した時期で、 ダイヤモンドの粉末を使った宝石のカッターが使われるようになり、ルビーやサファイヤもカボッションカットではなく、多数の面をカットして(ファセットカット)使われるようになります。

このロッククリスタルもフラットなダッチローズカット・ダイヤモンドを大きくしたようなカットなので、光の当たり方で多数の三角形の面が輝き、何とも赴きのある輝きが感じられるのです!♪

ガラスだったらとっくの昔にファセットカットのエッジが摩耗して、全体に擦れ傷が沢山ついている筈ですが、そこはロッククリスタル(水晶)だけにとても綺麗な状態です!


スチュアート朝 ロッククリスタル ペンダント アンティークジュエリー
スチュアート朝 ロッククリスタル ペンダント アンティークジュエリー
スチュアート朝 ロッククリスタル ペンダント アンティークジュエリー スチュアート朝 ロッククリスタル ペンダント アンティークジュエリー
髪の毛の縁にも金の縒り線が巻かれ、その外側に美しいブルーグレーの布のような物が見えますが、これは水晶の内側にカビが生えて出来た偶然の産物かも知れません。そのブルーグレーの部分にそれを抑える為の金の爪のような物が見えます。

バチカンの作りも独特です。
スチュアート朝 ロッククリスタル ペンダント アンティークジュエリー スチュアート朝 ロッククリスタル ペンダント アンティークジュエリー
フレームの縁にはダブルの縒り線が見られますが、これもこの時代ならではの面白い細工です。

正面からの画像ではロッククリスタルの美しいカットがわかりにくいですが、この角度で見ると美しいが良く分かります!
光の当たり方でキラキラ輝く様子は、ダイヤモンドの輝きとは違う優しい輝きで、500年もの時を経た物ならではの雰囲気を感じるのです!♪
裏は緩やかな局面の美しい形です。


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