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ピケ 蝶 ブローチ イギリス 1860年頃 鼈甲、真鍮、シルバー 重量5,9g 3cm×4,2cm Sold 蝶の形のピケは30年ぐらい前に一度扱った記憶がありますが、本当に久しぶりですね! この蝶のピケはちょっととぼけたような感じでユーモアを感じる面白いデザインです。 通常は金を使うのですが、真鍮を使っているのも珍しいです。 ピケはべっ甲又は象牙に金銀を象嵌した物を言いますが、ほとんど附の出ていない黒いべっ甲に金銀象嵌のジュエリーは、イギリスでヴィクトリア時代中期から後期にとても人気があったようで、多種多様なモチーフの物が作られました。
優れたピケのジュエリーは、今では本当に見かけなくなって来ました。特にこのようなとても珍しい蝶のブローチなどはこれが最後になるかも知れないと思っている程です!! 何となくユーモラスな雰囲気を感じる楽しいピケのブローチです!♪ ピケは和服の帯留めや髪飾りとしても使える楽しいアンティークジュエリーです!♪ べっ甲を保存するには、樟脳を鷲で来るんで箱の中に一緒に入れておくのがベストです!ナフタリンは科学物質が入っているので駄目です。 |
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ピケとカーブド・アイボリーのブローチは、トップレベルの物でもブローチの金具は金ではなく金属の物がほとんどです。 これは当時、カーブド・アイボリーやピケが高価な物ではなかったということなのです。 現代の作家と称する人が幻の技法ピケを再現したと称して、販売されているピケは何と80万円もするのですから、驚き桃の木山椒の木!!(笑) 僕はこの蝶のようなピケのブローチには18Kの金具が相応しいと思いますので、18Kの金具を付けて納品する予定です。 |