ジョージアン　ターコイズ　ブローチ＆ペンダント
イギリス　1800年〜1820年頃
トルコ石、天然真珠、エメラルド、18ctゴールド
2cm×4,3cm
重量11,6g
Sold
【ジョージアンとしては異例の贅沢な金の使い方】
手に持った時に心地良い重さがあり、横から見ると葉の部分が普通の物よりずっと厚みがあります！
1848年のゴールドラッシュ以前は、 金の価格が非常に高価っだったので、ハイクラスのジュエリーでもカンティーユなどの装飾で、薄い地金をカバーして見栄えのするように作られた物が多い中、このブローチの金の贅沢な使い方は半端じゃありません！！
これはこのブローチが如何にお金を掛けて作られた物であるかを物語っているのです！！

金地金の価格が、今の10倍以上もしたこの時代は、重量11,6gの金は約40万円もしていたことになるのですから。

【ジョージアンでも最高水準の彫金】
葉と茎のリアリティーを感じる彫金はこの時代の最高水準で、光が当たった時の金の輝きが素晴らしい！！
200年の時を経た金の味わいは、優れた彫金によってよりいっそう味わい深いものになっているのです！！

【使われている石はすべて上質】
この時代は、透明感のある石はクローズドセッティングにして石の下に箔を敷いて色が綺麗になるようにしてある物が多いのですが、このブローチのエメラルドはオープンセッティングでとても美しい上質の石ですし、カットも綺麗です！！

天然真珠も少し大きめのとても上質の真珠で、コンディションも200年もの時を経た真珠とは思えない程素晴らしい！！

またトルコ石はペルシャ産と思われる石でこれもまたとても上質の石が使われています！！
しかも200年経ってもほとんど退色が見られないのは如何に良い石かの証です！！

ジョージアンのジュエリーに付いては時代別カタログの《ジョージアン》をご覧下さい。