『世界で最も綺麗な南米エクアドルのコガネムシを使ったリアルスカラベ　ペンダント』
フランス　1870年〜1880年頃
南米に生息するコガネムシ、天然真珠、18ctゴールド
4,7cm×2,2cm（バチカンを除いた部分）
Sold

スエズ運河が開通した1869年から冒険好きの富豪たちが海外に出かけ、このコガネムシのような珍しい虫を手に入れ、それを加工したオーダージュエリーが作られたのです。

本物のコガネムシを特殊なコーティングをして使っていますが、まるで宝石のような不思議な魅力がありますね♪

スカラベの形に合わせてフレームを作り、フレームの外側は段差のある透かしの美しいフレームです。

まるで粒金のような細工はとても珍しい物です！

とても上質の天然真珠が使われていますが、それはハーフパールではなくて真円真珠で、ちゃんと裏が見えるような特別のセッティングですし、真珠の上部左右に植物の葉を、下には小さなハートを付けた凝った作りです。

これらのことから、南米旅行した人物が持ち帰った綺麗なコガネムシを使って、愛する人のために特別にオーダーして作られたジュエリーであることが分かります！♪

だからこんなに作りが良いのです！

下に下がっている細長い真珠はミシシッピー真珠です。

【スカラベ】

古代エジプト人が神聖視した一種の甲虫。
またその甲虫をかたどったエジプトの宝石彫刻の名称。
この虫を意味する古代エジプト語のケペレルという語が「生成」の意味にも通じたことから、
天地創造の太陽神「ケペラ」のシンボルとして崇拝され、多くの護符や装身具などに作って着用する風習が生じた。
虫の腹部にあたるところを平たく研磨して王名や貴人の名を刻んで印章としたり、
動物文を刻んだりしたものも多い。
ギリシア、エトルリアの物も出土している。
（ブリタニカ国際大百科事典）

《参考》
僕が扱った古代ギリシャの宝石を掘ったスカラベ