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このルビーの色は画像では実物より薄い色になっています。実物はもっと濃い赤です(ワインレッドに近い)。 | ||||
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《天然のルビーで天然のままの色のルビー!!》 ルビー 5ストーンリング イギリス 1870年頃 ルビー、ローズカットダイヤモンド、18ctゴールド サイズ17号(変更可能) Sold ワインレッドの美しいルビーを使った19世紀後期ならではの、素晴らしい作りの5ストーン(一文字)リングです!♪ ルビーとサファイヤは実はコランダムと言われる全く同一の鉱物で、色が違うだけなのです。 アンティークジュエリーの愛好家で、色石がお好きな方はルビーとサファイヤを探していらっしゃる方が多いようですが、最近ではアンティークジュエリーの色石を使ったジュエリーの中でも、ルビーとサファイヤの上質の石は、入手困難になってきています。 まあ、それは当然のことで、昔からルビーとサファイヤの上質の石は採れる量がとても少なかったのですからね。 ルビーやサファイヤを使ったアンティークジュエリーに限らず、優れたアンティークジュエリーが非常に少なくなってしまった今では、当たり前のことなのです。 でも、現代のジュエリーではもっともっと酷い惨状で、ナチュラルナチュラル(天然の宝石で天然のままの色の石)の石はごく少なく、ほとんどがエンハンスメントと言って、加熱処理などで色を良くしてあるのです。 まあ、これは厚化粧した宝石のような物で、アンティークジュエリーに使われている天然の宝石で天然のままの色の石に比べれば不自然な色合いで決して美しい石とは言えないのです! まあ、天然真珠と漂白・染色(調色と言っているが)された養殖真珠の違いに似ているとも言えます。 そしてもっと酷い宝石はトリートメントをしている宝石です。 これはもう宝石という言葉を使うのは恥ずかしくなるようなとんでもない人工処理をやっているのですから、呆れて言葉も出てきません! トリートメントは、その宝石が元々持っている性質とは関係なく化学的な方法や物理的な手段で人工的に色等の外観を変化させている宝石です。 通販で売っている安物は全部トリートメントされたどうしようもないガラクタなんですよ(笑)。 アンティークジュエリーではメノウなど一部の石以外は、すべてナチュラルナチュラルですが、それは天然のままで美しい石が豊富に採れた時代だったからです。つまり人工処理をする必要性がなかったということです!! 欧米や日本の経済が高度成長期に入り、ジュエリーの大衆化が進み、宝石の需要が高まって、あらゆる宝石が枯渇してきた1970年代から人工処理した厚化粧の宝石が出回るようになったのです! そして今ではますます酷い状態になってしまっているのが実情なのです!! まあ、考えてみれば、上質の宝石が枯渇するのは当然のことなんですよ。 約50年後に枯渇すると言われている石油に例えてみれば分かりやすいかも知れません。 世界最初に量産車T型フォードが1908年に発売され、以後1927年までに1,500万台が生産された頃から石油の大量生産、大量消費が始まるのですが、今では約50年後に地球上の石油は枯渇してしまうと言われています。 たかだか100年前から大量生産、大量消費が始まったばかりの石油でもそうなんですから、紀元前からずっと採掘されている宝石の場合は、枯渇するのは当然至極のことなのです!! だから、天然の宝石で天然のままの宝石が使われている優れたアンティークジュエリーは、現代のどんなハイジュエリーでも、その上に位置する物だと僕は断言しているのです!! しかも僕が扱っているアンティークジュエリーは、宝石だけの価値ではなく、素晴らしい細工の裏付けがある優れたデザインの物ばかりです!!♪ 僕はどんなに石が良くてもデザインと細工に魅力を感じない物は扱わないというポリシーを持ってこの仕事をやっています!! この19世紀後期のルビーのリングのように、石、細工、デザインの三拍子揃ったアンティークジュエリーは、現代のジュエリーでは100%あり得ないことをどうぞご理解ください。 現代のルビーでも値段を気にしなければ非加熱のルビーはあるでしょうが、アンティークジュエリーのような素晴らしい作り&デザインの指輪は到底作ることは不可能なのです!! 現代のジュエリーはどんなに有名で高価なハイジュエリーでも、100年後まで残って、アンティークジュエリーとして高く評価される物はゼロだと僕は断言します!! よ〜くお考え頂ければ如何にこのルビーの指輪が価値ある物で、リーズナブルなプライスであるかがお分かり頂けると思います!♪ |
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ベゼル上下の優れた彫金は、19世紀のハイレベルの指輪の証です! | ||||
美しいワインレッドは、天然のままのルビーで、天然のままの色の証です!!ルビーとルビーの間に極小のローズカットダイヤモンドを留めているのも19世紀後期のジュエリーならではの仕事です! | ||||
シャンク根元の彫金もこの年代らしい良い仕事♪このような彫金の指輪はどの角度から見ても美しいのです!♪ | ||||
石の裏の窓の開け方や仕上げも完璧です! | ||||
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