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《モンタナサファイア》 1879年にヨーゴ峡谷で、砂金取りにより濃い青い色の結晶が発見され、その後、世界で最も著名な鉱物学者、宝石学者であると同時に、ティファニー社の副社長でもクンツ博士によって、コーン・フラワー(矢車菊)の色と絶賛され、ヨーゴ峡谷のサファイアが宝石の世界に認められるようになったのです。 ヨーゴ峡谷の上質のモンタナサファイアは、セイロン産のサファイヤよりも強い光沢感があり明るい色合いで美しい石です。 最も質の良いモンタナサファイアは、当時セイロン産の石よりずっと高価な石だったのです! ヨーゴ峡谷のモンタナサファイアは、ほとんどが0,5ct以下の小さな石で1ctオーバーの石はとても少ないのです。 ダイヤモンドがそうであるとうに、1ctオーバーの石と1ctに満たない石では価格に相当の開きがあるのです。 ヨーゴ峡谷のモンタナサファイヤは、アンティークジュエリーでも滅多に見ないので、当時も採れた量が少なかったのだと思われますし、早い時期に枯渇したものと思われます。 今回、偶然にも二つの美しいモンタナサファイアを入手出来たのは、とてもラッキーだったと思います。 《宝石としての価値のないモンタナサファイアもある!》 19世紀の中頃にアメリカのモンタナ州各地で砂金取りによって発見されたサファイアですが、ヨーゴ峡谷産以外の石は、無色または淡色で宝石としての価値はなく、工業用の石として使われていましたが、それも1910年に合成のより低価格のサファイヤが作られるようになると、ほとんど採掘されなくなったのです。 でも笑っちゃうことに、1970年代に熱処理の技術が開発されると、それらの宝石としてに価値がなかったサファイヤが、熱処理されたブルーやカラフルな色のモンタナサファイアとして大量に作られ、低価格のサファイアとして大量に販売されたのです。 そんな石でさえも、今世紀に入ると枯渇して今では鉱山が閉鎖されて採れなくなっているようです。 |
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B. モンタナサファイア(ヨーゴ峡谷産) ペンダント アメリカ 1900年頃 モンタナサファイア(ヨーゴ峡谷産)約1,5ct オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド ローズカットダイヤモンド シルバー&14ctゴールド 3cm×1,7cm 現代のプラチナチェーン付き 39cm Sold 良い作りのダイヤモンドフレームが付いてこの価格は、石の裏に小さな傷があるからです。 でもヨーゴ峡谷産の約1,5ctのモンタナサファイヤであることを考えれば、とてもお買い得なペンダントであることは間違いありません!♪ ペンダントの裏の仕事を見れば分かりますが、とても良い作りです。 ※ 非加熱の天然のままの石であることは言うまでもありません! |
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