エナメル　シガリロケース
ヨーロッパ　1910年〜1920年頃
ピンク　ギロッシュエナメル、シルバー＆シルバーギルト、
5,8cn×8,8cm
Sold
エンジンターンの技法で彫った複雑な模様のギロッシュエナメルで、実に美しいピンクです。

光の当たり方で美しく変化するギロッシュエナメルは、見ているだけでも楽しいものです。

縁の植物模様の彫金もハイレベルですし、裏はシルバーで繊細で美しい彫金ですので、当時も可なりの高級なシガリロケースとして作られた物です。

まあ、当時シガリロ（女性用の細くて短い葉巻）を吸う女性は上流階級に属するような人たちですからね。

今でもシガリロはスイスの高級葉巻メーカーのダビドフで作っていますが、20本入りで2千円台で買えると思います（ホテルオークラにダビドフの店があります）。（もし、シガリロケースとして購入される場合じゃ一箱プレゼント致します）

まあ、今はシガリロケースとしてではなくて、携帯用の裁縫道具入れとして使うか、これに合う名刺を作って名刺入れとしてお使いになるのが良いと思います。

これだけの美しいギロッシュエナメルのケースが、10万円以下なのは、喫煙関係のアンティークが売れないからで、転用して使えれば、ある意味すご〜くお買い得な物だと思います。