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『二羽の小鳥』 ブローチ イギリス 1870年頃 ローズカットダイヤモンド、15ctゴールド、シルバー 2,5cm×5,5cm 重量13,9g Sold これほどアーティスティックでクラフトマンシップを感じさせるブローチは、滅多に出会う物ではありません! 二羽の小鳥は銀無垢で完全に立体的な作りなので、いろいろな角度で見た時の立体感が素晴らしいのです。 左の鳥は横向きに、右の鳥は正面向きで頭を僅かに左向きにしていますが、このような構図に出来るのは、完全に立体的な作りだからです。 主役の二羽の小鳥を引き立たせるために、グ リーンゴールドとピンクゴールドで作られた蒲は、意識的に抑えたシンプルなデザインで、従来の装飾過多気味のヴィクトリアン・ジュエリーとは一線を画す洗練されたデザインです。 |
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これが裏とは思えない素晴らしい彫金で、これほど裏が美しい物は記憶に無いような気がします。二羽の小鳥は銀無垢なので、普通のブローチより重く、服に付けた時に下向きにならないようにダブルピンのブローチになっています。 見事な造形、素晴らしい仕事、これぞアンティークジュエリーの醍醐味です!♪こういう優れたアンティークジュエリーを扱えることに、僕は喜びを感じます! 19世紀のダイヤモンドを使ったジュエリーは、ダイヤモンドを留めている部分は銀で、裏は金にするのが定番なので、この『二羽の小鳥 』のようにすべて銀で、それも銀無垢なのは、例外中の例外なのです。これは作者がなんらかの意図を持って作ったのだと思われます。 |
上から見ると、二羽の小鳥が完全に立体的な作りになっているのが分かります。 |
立体的な作りなので、角度を少し変えて見ると小鳥の表情も変わり、見ていて飽きません。 蒲の穂の彫金も見事です。 立体感のある小鳥の体にセットされた極小のローズカットダイヤモンドが美しく輝く様子はとても魅力的です!♪ |
蒲の葉の部分は美しいグリーンゴールドが使われています。 |
二羽の小鳥は、どの角度から見ても美しく見えるように完全に立体的に作ってありますが、服に付けた時に裏が見えないブローチとしてはあり得ないことなのです!! 普通の作りに比べて何倍も手間の掛かるこのような立体的な作りは、作家の作品か、余程美意識の高い客の特別注文の品物だったに違いありません!! |
本当にどこから見ても美しい!♪ |