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シルバースプーン セット リンカン・インプ the Lincoln Imp は、リンカン大聖堂に彫られた小悪魔の像で、リンカン市のシンボルになっています。
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リンカン大聖堂にある小悪魔の像。 |
リンカン・シティー・FC (サッカーチーム)の紋章 |
James Ward Usher (1854-1921)はリンカン市の事業家、慈善活動家で、芸術作品を収集して寄贈し、それがリンカン市の博物館の所蔵品のベースになっています。 宝飾品と時計を扱っていた James Usher は、19世紀後半に「リンカン・インプ」を独占的に使う権利を得て、大きな富を築きました。 プリンス・オブ・ウェールズ(のちのジョージ5世)も James Usher のピンを着けていたと言われています。 |
イギリス(シェフィールド)1897年のホールマーク Martin, Hall & Co (Richard Martin & Ebenezer Hall) James Usher & Son の注文で製造したと思われます。 シリアルナンバーのようなものも確認できます。すべて同じ番号なので、組ごとに一つの番号を発行したようです。 |
ケースが少し傷んでいますが、100年以上も経っているので、許せる範囲のことです。 スプーン自体は大変良い状態です。 リンカン・インプは、いろいろな商品に使われていますが、このスプーンは、James が存命中のヴィクトリア時代にシェフィールドの専門業者がスターリングシルバーで作った良い物です。 James は未婚で子がなかったので、コレクションのすべてをリンカン市に寄贈し、彼の名を冠したギャラリーが建てられました。その土地取得費用と建築費6万ポンドも彼が寄付しました。 |
こういう形のケースは、日本とイギリスの湿度の違いで、木が動くので、ぴったり閉まらなくなっています。 |