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      カーブドアイボリー ブローチ ドイツ又はイギリス? まず目に付くのが、白と黒の心地よいコントラストですが、これは象牙の彫り物をジェット(褐色褐炭の一種で黒玉とも呼ばれる)の台に乗せてあり、さらに、モチーフの余白をジェットに似た褐色で塗っているからなのです。 鹿の輪郭をシャープに彫ってあり、こうして見ると、なるほど面白いなと思わせるものです。 地をくり抜いていないので、鹿の配置も一般的な物より自由になっています。左の雄に相対して、右に鹿が二頭上下に配置されていて、壺や箪笥の飾りのような写実よりもデザイン的な構成に見えます。 象牙のコンディションも良く、磨かれたジェットも奇麗です。  | 
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      下のドイツの物と比べると違いがはっきりお解りになると思います。 しっかりと象牙の板から彫り出していて、ジェットで裏打ちされているので、実際に着ける時に気兼ねしないのがいいですね。 そういう合理的な所や、ジェットを使っているところなど、もしかしたらイギリスで作られたものかもしれません。  | 
    
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      枠や、鹿の彫りを見ると、最初からレリーフのように象牙の板からモチーフを彫り出していて、いわば何かの一場面を象徴的に描いたカメオのような面白さもありあす。 しっかりしたピンが付いています。 
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