TOP (カタログ) |
メールマガジン | お問い合わせ (メール) |
Genと小元太の フォト日記 |
セミナー &クイズ |
アクセス・地図 |
スリーカラー天然真珠 リングイギリス 1899年 ベゼル長 約1.5cm |
|
自然な色合いで照りの良い天然真珠を、枠が見えないようにポン、ポン、と三つ重ねていて、真珠の美しさを強調していますね。 小粒でも透明感のあるダイヤモンドが真珠を引き立てているのですが、まだプラチナを使わない時代のレイト・ヴィクトリアンなので、その曲線の具合とシルバー使いがまた渋くて良いですね♪ |
←実物大 ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。 |
シャンクの形がとてもエレガントな曲線になっているのが特徴で、とても珍しいデザインです! フランスのヌーボーでも、ベゼルなどで表面的に曲線を使っているものは多くありますが、だいたいシャンク自体はシンプルなループの物がほとんどです。 このリングのように全体の作りに曲線を取り入れているのは素晴らしいのです。 インクルージョンが見えない透明感のあるダイヤモンドを使っています、オープンセッティングになっているので、質の良い石を選んで使っているのは、スリーカラーの天然真珠が貴重な物だからです! 渋いシルバーのシャンクにダイヤモンドがキラキラと光を放つ中で、三連の天然真珠の滑らかな照りが実に美しいです! |
|
真珠の部分は金で、ダイヤモンドは銀で留めていますが、裏は金を張り合わせたオープンセッティングになっています。 裏から見るとベゼルが肩下がりになっているように見えますが、これは点対象と言って、普通の左右対称とは違う、個性を感じさせるグッドデザインなのです! シャンクの後ろの部分には、深く溝が入っていて、波打つ線をシンブルに強調しています。 リングを嵌めた指を、裏から見ても美しいシャンクの曲線が見えるも素敵です。 |
|
シャンク内部にある文字は Mar 1899 と読めます。 1901年からがエドワーディアンなので、この指輪が作られた1899年はヴィクトリア時代でも最末期になります。 ※ |
背景を黒にして、横から見ると天然真珠の色の違いがよくわかります。 上がピンク、真ん中がクリーム、下がブルーグレーにほんのりと色づいています。 このような上品な色彩の天然真珠は後期ヴィクトリア時代の優雅なリングにベストマッチしていますね。 |
シャンクの曲線が美しく出ています。 |