幻の陶磁器セーブルの柄のルーペ アンティーク
幻の陶磁器セーブルの柄のルーペ 裏 アンティーク
実物大 王者の青!!
『幻の陶磁器セーブルの柄のルーペ』
フランス 1840年頃
セーブル窯、18ctゴールド
16,7cm×5cm
Sold
アンティークジュエリーのコレクターなら涎が出そうな美しいルーペ!
アンティークジュエリーならではの細かい細工を、こんなルーペで見たらどんなに楽しいことか!♪

ポンパドール婦人 セーブル窯(フランス国立セーブル製陶所)

1756年、ルイ15世の寵姫ポンパドール夫人の提案で王立御用達ヴァンセンヌ窯が、パリからベルサイユ近郊のセーブルへ移されたのが始まり で、当初は軟質磁器が作られていましたが、1766年にリモージュ近郊でカオリン鉱床が発見されたので、1796年には硬質磁器が作られました。 開窯の経緯からフランス革命時にセーブル窯は破壊されましたが、ナポレオン1世によって再興され、1824年には国立セーヴル陶磁器製作所が作られて現在も製造が続いています。

セーヴル焼は豊かな彩色を駆使したロココ様式の絵画表現による装飾が最大の特徴です。
少量生産なので、一点の値段が大変高く高級な磁器です。
ここでフランスの磁器生産技術が発達し、後にはリモージュへ技術が渡り、リモージュ焼は量産磁器として普及しました。

創立以来一貫してフランスの文化と美を伝える優れた陶磁器を生産し続けていますが、その特徴は「王者の青」と呼ばれるブルー地に施された24金の金彩です。現在でもエリゼ宮や国賓へのギフトなどフランス国家のための制作が中心で、熟練した職人による少量生産のため「幻の陶磁器」と呼ばれています。


ルイ15世の寵姫ポンパドール夫人
部分拡大 部分拡大2
セーブルの柄に相応しい彫金

セーブル焼きの柄 セーブル焼きの柄2 部分拡大3
セーブル焼きはカップ&ソーサーや皿だと、裏に窯印や製造ナンバーが書かれているのですが、このルーペの柄の場合は窯印を書くスペースがないせいか、窯印はありません。

でも、「王者の青」と言われるブルー地に24金での金彩とロココ様式の美しい彩色は、幻の陶磁器セーブルならではのものなのです。

他の焼き物とは金彩の色が違います。変色の無い美しい黄金の輝きは24金の金彩ならではなのです。

このセーブルの柄が如何に高価な物だったかは、柄の上下に付いている金の金具を見れば解ります。

この彫金は非常にレベルの高い物で、セーブルの柄に相応しい細工ですい。

レンズフレーム 彫金 レンズフレーム 彫金拡大
レンズのフレームの彫金も高水準です!
レンズが厚みがあり重いので、フレームの中心部は金ではなく、何らかの金属で、外側を金の板で覆っています。金がとても高価だった時代ですし、大型のシールなどジュエリー以外の物は、ほとんどの場合このような構造になっているのです。
レンズフレーム 黒バック 繊細優美な彫金は、光の当たり方で美しく輝きのです♪
セーブル焼き 柄 側面
セーブル焼き
コンポート

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