アールデコ ダイヤモンド リング アールデコ ダイヤモンド リング 右斜め
ベゼル上下の縁のラインが実に美しい!

アールデコ ダイヤモンド リング 斜め下 アールデコ ダイヤモンド リング 上部
全体に丸みを帯びた美しいデザイン!

アールデコ ダイヤモンド リング 正面 実物大
1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
アールデコ    ダイヤモンド   リング
イギリス   1930年代
ブリリアンカット・ダイヤモンド(トランジットカット)約0,5ct、プラチナ
ベゼルの最も幅の広い部分1,2cm
サイズ10号(若干のサイズ変更は可能)
重量4,2g
Sold

これは珍しいデザインの指輪です。
アンティークのリングは縦長のデザインが多く、このように横長のデザインで、全体に丸みを帯びたデザインは珍しいものです。
シャンクの後半部までデザインされていてダイヤモンドがセットされているので、実際に指にはめると、少し斜めから見た時にとっても美しいのです!♪

ダイヤモンドはアールデコ初期(1920年代)の物とは違い、トランジットカットと言う、オールドヨーロピアンカットから現代のブリリアンカットへの過渡期のカットの石が使われています。

ミルもしっかり打った手作りならではの指輪に、現代のブリリアンカットに近いカットの、輝きの強いトランジットカット・ダイヤモンドを使っているのが特徴であり魅力です!♪

《アンティークジュエリーに使われているダイヤモンドと現代のダイヤモンドの違い》もご覧ください。
アールデコ ダイヤモンド リング 左側面
オールドマインカット・ダイヤモンド オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド
1830年代のオールドマインカット・ダイヤモンド 1910年頃のオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド

この指輪のトランジットカット・ダイヤモンド  1930年代

年代の古い物ほど、テーブルが小さく、キュレット(石の裏のとがった部分)のカットが大きいのが解ります。トランジットカットではキュレットがカットされていないのです。

1919年にトルコフスキー博士が光学的特性に基づいた、現代のブリリアンカットのベースになったトルコフスキーカットを開発しているの、1930年代に入るとトランジットと言われるこのアールデコの指輪のダイヤモンドのようなカットのような石が使われるようになるのです。

光学的な特性に基づいてカットしてあるので、やはりオールドヨーロピアンカットよりは輝きが強いです。

拡大1 拡大2
拡大3
ベゼルの裏も良い仕上げです。


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