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デマントイドガーネット ロケットペンダント イギリス 1931年又は1910年頃 ウラル産(ロシア)デマントイドガーネット、18ctゴールド 2cm×2cm 重量 4,8g Sold とても上質で美しいデマントイドガーネットで、ウラル産デマントイドガーネットの証であるホーステールが確認出来ます。 小さなハート型ロケットペンダントですが、デマントイドガーネットを使っているだけに、表裏の両面に無数のタガネを打ち、美しいつや消しにしています!♪ これは珍しい技法です。 ロケット内部に1931年と刻まれていますが、ウラル産のデマントイドガーネットは1910年代で枯渇しているので、1910年代以前に採れた石を使っているのだと思います。 デマントイド・ガーネットは、1868年にロシアのウラル山脈で発見され、パリ、ニューヨークそしてセントペテルブルグなどの高級宝石店のショーウインドウに飾られ、世界中の宝石愛好家に衝撃を与えた宝石、それがデマントイドなのです!! デマントイドはガーネットに属する石ですが、金色の輝きを帯びた、少し黄色がかったグリーンから茶色っぽいグリーンまでの色合いがあり、ガーネットとしては最高級の石で特別の存在なのです。 その名前の理由は「ダイヤモンドに似ている」という意味のオランダ語から来ていますが、ダイヤモンドよりも数値的には拡散率が高く、ファイヤー(虹色の輝き)もより大きいのが最大の特徴です! ロシア産のデマントイドは、アンティークジュエリーでなければあり得ない貴重な宝石なのです。 《現代の色石とアンティークの色石の違い!!》もご覧ください。 |
薄型で使いやすいデザインです。 表面を荒らしたような珍しい技法のつや消しが施されています! |
1931年7月4日と刻まれていますが、これは作られた年代ではなく、プレゼントした日で、作られたのは1910年以前の可能性があります。 ウラル産デマントイドガーネットは、1910年代で枯渇しているからです。 ロケット内部のフレームはピンクゴールドが使われています。ガラスは付いていません。 1996年からナミビアでデマントイドガーネットが 採掘されるようになりますので、それ以前はデマントイドガーネットの産地はウラル地域だけだったのです。 ナミビア産のデマントイドガーネットにはホーステール(馬の尻尾のような結晶)は入っていないし、ウラル産の石に比べると質がずっと落ちるうえに、今ではほとんどが加熱処理されているのです。 |