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この指輪は悠久の歴史を秘めた知られざる名品です!♪ 昨年から今年にかけてバリとジャワの18世紀〜19世紀の優れた指輪をを扱って、ヨーロッパ以外の国でも如何に素晴らしいジュエリーを付くっていたかを再認識したのですが、このマジャパヒトの指輪に出会って、同じ年代のヨーロッパの指輪に比べても、勝るとも劣らない魅力の指輪だと驚きました!♪ 手に持った時のずしっと来る重さは、普通のアンティークリングの 10倍以上はあるんじゃないかと思える程で、ベゼル(石の周囲)は、マジャパヒト王国の宰相ガジャ・マダが1360年に建立した美しい神殿チャンディ・シンゴサリを思わせるものです。深く鮮明に掘り出した彫金は、ヨーロッパの指輪では見かけないエキゾチックでダイナミックな彫金です!♪シャンク(腕)はベゼル付近が中央部が鋭く盛り上がった構造で、後部中央では溝付きの半円形という独特の作りで、石は古の不思議な魅力に満ちたコランダム(ルビーやサファイヤの同族)です!♪カボッションカットですが、表面が滑らかにカットしてあるのではなく、まるで亀の甲羅のようにでこぼこなのに滑らかに仕上げてあるのが、実に面白いですね〜!♪こんな珍しいカットは今まで嘗て一度も見た事がありません!! その技術とセンスの良さ、完成度の高さには驚くべきものがありますね!!♪ この指輪を見ている内に、ヨーロッパの指輪にも無いようなこんな素晴らしい指輪が、何故東南アジアの島国で作る事が出来たのか謎だったので、マジャパヒト王国の歴史をしらべてみたら・・・。 いや〜びっくりしました(@_@;)(・O・;これだけの素晴らしい指輪を東南アジアの島国で何故作る事が出来たのか解って来たのです!!♪ ではその訳を自作の年表と資料、それに過去に扱ったバリとジャワの18世紀〜19世紀の指輪を見て頂きながらお話致しましょう♪ |
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マジャパヒト(マジャパイト)王国 15世紀頃 コランダム、ハイキャラットゴールド サイズ 16(変更可能) |
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