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ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。

バビロニア  シリンダー・シール(円筒形印章)
BC1700年〜BC1000年
スティアタイト
長さ 2,8cm  直径 1,3cm
Sold

 くさび形文字は神の名前を表し、小さな神様が動物に乗って大きな神様に挨拶しに行くシーンです。位の高い神に会いに行く場合は、自分の守護天使(守護霊のような、、)のようなものを連れて行く構図が多く、それは動物であったり人であったりします。
 素材はステアタイト(軽石)を焼いて堅くしたもの。

 円筒印章の素材は木、骨、象牙などがありましたが、そういった素材は今は殆ど残っていなく、現存するものは石が多いようです。
 彫り師の技量によって使う石も違かったりします。

 円筒形印章の初期の使用方法は行政使用が最初で、貯蔵品や宝物の管理に使われていました。最初は品物を瓶などにいれた後に紐で縛り、その紐の結び目に粘土を押しつけたシンプルな物でしたが、やがて、円筒印章が用いられるようになったのです。広範囲に渡って封が出来たからで、古代近東世界においてシリンダーシール(円筒形印章)は本当に身近な物だったのです。貯蔵品を入れた瓶などの上から粘土を置き、その上で円筒印章を転がし封をしていたのです。
 シリンダーに彫られているものは、中身が何かによって変えられていて、例えば、動物の皮を貯蔵している場合にはその動物を表す彫りだったりしましたが、やがて、お守りや個人を表す印として使われるようになるのです。
 このシールは図柄からして、お守りか、祭祀用だったのではと考えらます。

穴が貫通しているので、紐を通してペンダントに出来ます。





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