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ジョージアン ハレー彗星 ブローチ イギリス 1835年頃 オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、ローズカット・ダイヤモンド、ゴールド&シルバー、 大きさ 4.4cm Sold |
なんて洗練されたデザインなのでしょう♪ このブローチは、1835年に表れたハレー彗星をモチーフにしたダイヤモンド・ブローチなのです。75年周期で地球に接近する彗星は、当時は現在よりもずっと大きな出来事だったに違いありません。 その彗星に巡り会えた感動をそのままダイヤモンドで表現したような素晴らしいデザインになっています♪ 当時では例外的に高い品質のダイヤモンド、手間の掛かるカットと細工を施した物です。 |
《参考》
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上記の拡大画像で、ダイヤモンドの質の良さがお解りいただけると思います!! 大きめのダイヤモンドに施されている俵型のカットは、形がクッションに似ていることから「クッション・シェイプカット」と呼ばれています。現代のラウンド・ブリリアントカットのような幾何学的な円形とは違い、より自然で、人の手のぬくもりを感じます。 星形に留めた中央の石や、周りに小さなローズカットダイヤモンドを飛び出して配置しているデザインも光の輝きを表現していて、素晴らしいですね。 |
ジョージアン末期は、1870年代のダイヤモンドラッシュが始まる前なので良質のダイヤモンドが極端に少なく、しかも、ダイヤモンドのカット、研磨もモーターを使った機械がなかったので恐ろしく時間が掛かっていたのです。(このことについて詳しくは、知られざるダイヤモンドをご覧下さい。) そんな訳で、当時はローズカットされた質の良くないダイヤモンドが多かったのですが、このブローチには、特別に質の良いダイヤモンドに良いカットをしているので、極めて珍しい物です!! |
ダイヤモンドに厚みのあるカットが施されているのが解りますね。 |
左右をつなぐ、細い部分もいいですね。 大きさをグラデーションさせたローズカット・ダイヤモンドからミルへと自然に流れる感じがあります。 |
オリジナルではないですが、ちょうど良い大きさのアンティークの革ケースがついています。 |
裏はオープンセットになっています。ブローチの金具はストッパー付きで、当時の最先端の金具が付けられていますが、これはこのブローチが如何に特別に作られたかの証なのです!♪ 正面からは細く見えた部分も、銀でしっかりできていて、ゴールドバックされています。 |