ロシアン　クロワゾネ・エナメル　スプーン（２本セット）
ロシア　19世紀後期
クロワゾネ・エナメル（有線七宝）、シルバー、シルバーギルト
長さ　11.0cm
サジの大きさ　3.0cm×2.0cm
重量　16.5g
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色とりどりのクロワゾネ・エナメルが施された。ロシアの銀スプーンです。
どっしりとした重厚な作りになっています。

これでロシアンティーを飲んだら楽しいでしょうね♪

スプーンの背に透明、不透明な色取り取りのエナメルが施してあります。
これはクロワゾネ・エナメル（有線七宝）といって金属の線で囲みを作り、その中にエナメルを施す技法でロシア正教のイコンの装飾などにも使用されています。

このような多色のエナメルは、色によって焼成する温度が違うので何回も窯に入れなければなりません。銀細工も見事です。

マットな水玉模様で縁取りされています。地金や線の部分にギザギザを付けてテカりを抑えています。渋い感じがします。

ホールマーク：Moscow 1898-1914
メーカー：Gustav Klingert

スプーンの腹の部分は、シルバーギルト（銀に金メッキ）されいて、やはり表面を細かく荒らしてあります。