美しい唐草を描いたこのデンマークのスプーンには、ロシアでも西欧でもない独特の雰囲気があります！！
スプーンの腹には、青、赤、白で優雅な唐草をシャンルヴェ・エナメル（地金を彫り込んで平らに埋めた七宝）で描いています。写真だと立体感が解りにくいですが、実物を見ると狭い曲面になっていて、細工の見事さがより感じられます。

ハンドルは面を取ったモダンな形で、青と白のエナメルが美しいコントラストを見せています。ハンドル先端の三角形の部分にまで隙間なくきれいにエナメルが施されています。

シャンルヴェ・エナメル　シルバー　スプーン　２本セット

デンマーク　1901年
シャンルヴェ・エナメル、シルバー(924)
全長　12.0cm
サジの大きさ　3.0cm×2.0cm　
重量　16.4g
Sold

裏はギルト（金鍍金）されています。
キリッとした線でとても気持ちのよいフォルムです！！

このホールマークはデンマーク（コペンハーゲン）で1901年に銀の純度が 924 であると試金されたことを表しています。
※デンマークがスターリングシルバー(925)を採用するのは1961年以降です。
メーカーズ・マークもありますが、メーカー名は解りませんでした。