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コーネリアン・インタリオリング |
透明感がある赤いコーネリアンにローマの象徴である鷲を彫っています。 小さいドーム状の石に光がぼーっと反射している様子は、とても幻想的です。 指輪をはめて、自分で見て楽しめると思います。 若干、縁が擦り切れている部分がありますが石留めに問題はないことを確認しています。 |
このようにベゼルを持ち上げた作りは、後のビザンツ帝国時代に多く見られるのですが、ローマ時代には大変めずらしい物です。早くも中世を先取りしたような感があります。 カップ状の台座に縦に溝が彫ってあり粒金で囲んでいるのはとても手が込んでいますし、どこか可愛らしい雰囲気もあります。 これらがオリジナルで残っているのですから、いかに貴重であるか解ります。
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金自体は酸やアルカリには侵されないのですが、地中などで長い時間が経つと、金にごくわずかに含まれた金以外の金属が腐食して、その部分に凹みや穴ができます。 それが古代の金細工の天然の艶消しのように見えますし、それが古代の指輪の証なのです。 このような立体的な作りになっているので、より迫力が感じられます。 |
サイズは12号ですが、金でアジャスターリングを作って内側にはめればサイズ10号ぐらいにすることは可能です。別途見積もり致します。 |
(左)ローマ(アウグストゥス帝時代?)の鷲の彫像。 足下には宝珠や鎧などの武具が見える。 |