『美しいのには訳がある！♪』
エドワーディアンからアールデコへの過渡期のジュエリーならではの魅力と特徴を備えたダイヤモンド　ペンダント＆ブローチです！♪

この時代は革命的な新素材プラチナの強靭性を活かした、繊細で軽やかな透かしの美を感じるジュエリーが作られています！

その代表的な物としてラティスワークがありますが、このペンダント＆ブローチは、外側のラインにローズカットダイヤモンドをセットした小さなボート型のパーツを44個も蝋付けすることで、繊細な透かしの美を表現しています！♪

この半端じゃない手間のかけ方と高度な技術は、この時代の最高水準のジュエリーである証なのです！！♪

優美なラインの内側に四つのリングを置き、そこに隙間を空けてセットしたオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドを付けたデザインは、作者のセンスの良さを大いに感じさせるものです！♪

世に腕の良い職人はいても、センスの良い職人はなかなかいないもので、アンティークジュエリーでも石も細工も良いけれど、デザインがオーソドックスで何かもう一つインパクトに欠ける物が大半です。

少し斜めから見ると、フレームがフラットではなく、微妙に立体感を出しているのが解ります。

よく見ると小さなボート型の部分はほんの僅か湾曲しているのです。

美しいのには訳がある！♪
緩やかで優美な曲線とほんの僅かな高低差を付けて立体感を出すことで、単純な曲線や直線だけのデザインとは全く違う、日本人の琴線に触れるような、繊細で美しいジュエリーになるということなのです！！♪

金属の部分を出来るだけ目立たないように薄く仕上げられたのは、現代のジュエリーのようにワックスを使った鋳造ではなく、プラチナの板を叩いて丈夫にした素材を使った、完璧な手作りだからです。

小さな石を完璧に留めた石留めは、100年近くもの時を経ても石が落ちない耐久力があるということです！！
現代のジュエリーでは100年後に石が落ちないで残っている物などゼロなんですから！

もちろんミルもこの時代の最高水準の繊細精緻な物です！

『楽しく使える象牙のねじ回し付き！♪』
そしてこのペンダント＆ブローチには実に楽しいパーツが付いています！♪
何とケースの内蓋の下に、象牙の柄の小さなねじ回しとブローチ用の金具が入っているのです！♪

このねじ回しでペンダントの金具を外して、ブローチ用の金具を付ければ、ブローチとして使えるので正に一挙両得！！♪

高級なアンティークジュエリーではペンダントとブローチ兼用で、ネジで外すせる物がありますが、このように象牙のネジ回しが付いている物はとても少ないのです！！！

精巧に出来た金具を象牙のねじ回しで付け替えるのは、何と楽しいことではありませんか♪