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コーネリアン インタリオ リング 古代ローマ 2世紀 ベゼル:1.0cm × 0.8cm 透明度が高く、オレンジ〜だいだい色の小さくて美しいコーネリアンにライオンを彫っています。 しかも、シャンクはイタリア19世紀のグッド・デザインで、石の美しさを発揮できるようにオープンセットになっているのです。 コーネリアンってこんなに綺麗だったんだと思わせてくれる素晴らしいリングです!!
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尻尾を振り上げて、唸り声を上げるライオンの姿はまさに百獣の王と呼ばれるのに相応しい威厳があります。 これがわずか直径1センチ足らずの石に彫り込まれているのですから驚きです。
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透明度が高くて、オレンジとも赤とも言えない絶妙で上品な色合いのコーネリアンです。 コーネリアンは、インドの強い日差しや紫外線、高い湿度に長時間晒されると鉄分が酸化して赤味を帯びると言われています。 現在マーケットに出回っているコーネリアン(カーネリアン)は、ほとんどがブラジルやウルグアイから取れたカルセドニーを着色した物です。 |
カステラーニの考古学的ジュエリーなどを除くと、イタリアのアンティークのシャンクは珍しいですね。さすがに古代ローマのインタリオを引き立てるシンプルで良いつくりになっています♪♪ シャンクのつぶつぶ模様は、細い金の線をよじって巻き付けている古代の技法ですが、それが何か鮫肌のような質感になっており、ライオンのイメージにもマッチしています!! ベゼルの縁の絞った形も良いですね。 |
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シャンクについている刻印は、バチカン・ホールマークと呼ばれている物で、かつての教皇領で使われていた物です。 マークには交差した鍵と教皇の帽子が描かれています。 1870年にローマがイタリア統一軍に占拠されて、1872年まで使われていました。教皇領は中央イタリアの大部分に広がっていましたが、このマークはローマであることを表しています。 |
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