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『最高のオパール!!』 イギリス 1880-1890年頃 オールハンドメイド ゴールドチェーン付き オパールには様々な色が浮かび上がる「遊色効果」があり、とても美しい宝石ですが、特にこのオパールは背景によって色が変わるのがとても珍しい!! 正三角形の周りにダイヤモンドというデザインも、十九世紀末から始まるアーツアンドクラフトなどの新しいデザインの流れをくんだものです。 |
アンティークの色石については、現代の色石とアンティークの色石の違いをご覧下さい。 |
このオパールは、黒地の上に置いた時には主に青地に緑の光がキラキラと輝いて角度によって変化しますが、白地の上では一転して、地の色が淡いピンク色になります。 周りのダイヤモンドも、小粒ですが、とても質の良いオールドヨーロピアン・カットダイヤモンドを使っています。 |
このネックレスのデザインはモダンな感じがしますが、オパールの幻想的な遊色効果とあいまって、むしろ古代のお守りのような神秘性を感じるデザインですね〜 表から見ると、丸いダイヤモンドが正三角形のオパールの辺に点で接しているように見えますが、裏から見えると、しっかりとゴールドバック(金で裏打ち)されて本体に付いていることが解ります。 ここら辺が、単なる見かけだけのデザインとは異なる真の意味での「デザイン」と言えると思います!! 日本ではブラックオパールの人気があるようですが、欧米ではそうでもありません。オパールなどの産地はオーストラリアですが、1870年頃から掘り始めているので、すでに鉱脈が枯れてきて、他の現代の宝石と同じように、加熱処理や着色が行われるようになっているようです。しがたって、アンティークジュエリーに使われているような質の良い石は高価になっているはずです。
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現代のオパールは時代遅れのデザインに加熱処理をしたドギツイ色の石をセットしたイメージになってしまっています。 それに比べると、このオパール&ダイヤモンド ネックレスは石、細工、デザインと三拍子揃っていて、コンディションも良く、チェーンもアンティークの良いもの(バチカンは除く)なのですから、これを見てから現代物を買う意味が解りません!! 最近では、アンティークジュエリー全体で見ても良い物が少なくなってきています。いづれ買えなくなってしまうかも知れない、アンティークジュエリーならではのオパール・ジュエリーを今のうちに入手されることをお勧めいたします。 |
もともと、オパールの遊色効果は石の中の水とシリカが化学的に結合した粒子が回折格子になって光のブラッグ回折をおこして生じるもので、水が反射してきらめいているのではありません。シリカの結晶による屈折ではないところが他の多くの宝石とは異なっていて、化学的には硬化ゲルだとされています。 このオパールを光にかざしたり白地の上に置いた時には遊色効果がやや弱まり、代わりに赤やピンクの光が表れますが、この光は遊色効果とは異なる原理であることが解ります。
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