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【考古学的様式ジュエリー】 |
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「ディオニュソス秘儀の絵」 |
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『古代ローマの遺跡に描かれているフレスコ画のようなエナメル・ミニアチュール(細密画)』 AD.79年、ベスビオ火山の突然の噴火で埋没したポンペイの秘儀荘には『ポンペイ・レッド』と呼ばれる、赤を基調とした見事なのフレスコ画の壁画の数々が残されていますが、中でも「ディオニュソス秘儀の絵」が有名です。 フレスコ画とは、砂と石灰を混ぜて作ったモルタルで壁を塗って、その上に水だけで溶いた顔料で、絵を描いたものです。 油絵や水彩画と全く違ったマチエールを持っています。石灰がつくる結晶のなかに顔料の一粒一粒が閉じ込められるため、色が大変美しく、耐久性は抜群で非常に長期間保たれます。 エナメル・ミニアチュール(細密画)はガラス質なので、普通の絵の具と違い、数百年の時を経ても退色することはありません!! フレスコ画と同じようにいつまでも美しい色彩を保つことが出来るエナメル・ミニアチュールは、ユージーン・リシェによって、フレスコ画のようなマチエールを持つ絵画として蘇ったのです!! エナメル・ミニアチュール(細密画)に付いては《知られざるアンティークジュエリーの魅力》の【エナメル】をご覧ください。 |
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彼は金細工師のエドゥアール・マルシャンに師事し、1847年に 2 Rue Favart に自分の工房を持ちました。 1858年、皇后ウージェニーのためのエメラルドとダイヤモンドのティアラを作成依頼を受け、その頃に 19 Place du Marche St Honore に引っ越しました。 1847年から1867年まで、彼はイランのシャー(王)、シャムの王、エジプト総督といった数々の王族の顧客達のための仕事をしました。 1867年、パリ万国博覧会で初展示した彼の考古学的様式ジュエリーはゴールドメダルを獲得しました。 1882年に彼は引退し、彼の親方であるアンリ・スメッツに事業を売却しました。彼は 1887年に死去。 フォントネーは 1860年にナポレオン三世が購入したカンパーナ・コレクションの古代の宝飾品から大きな影響を受けています。 古代ローマの壁画やフレスコ画のようなユージーン・リシェのエナメルと粒金や撚り線を組み合わせてギリシャ神話にもとづいた様々な物を作りました。 |
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Eugène Fontenay 大英博物館蔵 |
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アンフォラの立体的な作りと極めて完成度の高い粒金と縒り線はフォントネーならではの出来映えです!! |
フレスコ画のようなユージーン・リシェのエナメル細密画は、フォントネーの考古学的ジュエリーの中でこそ、その美しさが発揮されているのです!! |
フォントネーの作品を扱ったイギリス(バース)のお店のオリジナルケース付き。 |