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『ジョージアンならではの見事な金細工』
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このペンダントはジョージアンの金細工としては、異例と言えるしっかりした作りで、他の物に比べると全体に厚みがあるのですが、金の重量を抑えるために独特の工夫がされているのです!! 細い金線に見える部分は、すべて板状の物で縁には表と裏にミルのようなギザギザを付けてあり、それが繊細な美しさに貢献しているのです! これだけの複雑な形の物を、型を使った鋳造ではなく、完全にすべて手作りということは、膨大な時間を掛けて作っているということです!!! もし、今作ったとしたらこの価格の軽く10倍にはなるでしょう!! 手間を掛けて作られた19世紀初期のゴールドジュエリーを見ていると、現代のジュエリーに比べて、価格がまだまだ安すぎるなと思ってしまいます!! |
粒金を留めてある部分が板状ではなくて、レール状と言うか、二本の金線の上に蝋付けされているのが特徴です!! | |
粒金の裏を見れば、それが解ります!! 粒金の裏側が見えるなんてことは、普通はあり得ないのです! 全体に厚みのある金を使う代わりに、粒金を留めてある部分は板状にせずに、レール状にすることで、金の使用量を減らすという、工夫が成されているのです! |
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これが一般的なこの時代の粒金の使い方です。板状の金に粒金が付けられているのが解ります。 |
粒金はグラデーションになっていて、その蝋付けの蝋付けの技術は完璧なので、約180年も経っているのに。ほとんど取れた形跡がありません!! |
リボン又はチェーンを通すためのバチカンも本体と全く同じレベルの細工がされています! | |
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