『伝書鳩』
ペンダント
イギリス？　1850年頃
18ctゴールド、ルビー、
2,8cm×2,8cm
重量　9,5g
Sold

これはペンダントですが、完全に立体的に作られています！
二本足で立つように作られているので、ゴールドの小さなオブジェでもあるのです！

2,8cm×2,8cmの小さな作品です！

鳩の特徴を良く捉えた立体的な造形美と、細部にまで拘った繊細精緻な彫金は、極上の仕事です！

目にはルビーがセットされていますが、その留め方も精巧そのものです！

左足に標識が付けられているので、伝書鳩だと分かります。

1850年のロイターの創業時は伝書鳩が主な通信手段で、当時は最速の通信手段は伝書鳩だったのです。

このペンダントは、伝書鳩の関心度が今よりずっと高かった時代を感じさせる作品です。

羽のイメージを良く表現されているし、鳩の表情が良いですね〜♪


立体的的な作りなだけに金の輝きも美しいのです！



この伝書鳩のように完全に立体的な作りは、男性用のクラバット・ピンには多いのですが、ペンダントではとても珍しい物なのです！


電信、電話が無かった時代には遠距離の通信は伝書鳩に頼るしかなく、その為に伝書鳩は最も重要な通信手段だったのです！

この金の伝書鳩は重要な役目を果たした伝書鳩に関わる人物が、特別に作らせた作品なのかも知れません！！