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このような小さな珠でしかもダブルのネックレスをオールノットで糸替えをしても、縒れずにスムーズなラインなのには訳があるのです!! |
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やっぱり天然真珠のネックレスは良いですね〜♪ |
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天然真珠 ダブルネックレス イギリス 1880年〜1900年頃 最も大きな珠 約5mm 最も小さな珠 約2mm 二連の長い方が約46cm 〃 短い方が約43,5cm 総個数 272個 クラスプ トルコ石、ローズカットダイヤモンド、15〜18ctゴールド Sold |
このネックレスは糸替えしてから大分日にちが経っていたせいで、汚く変色していて、それが真珠の色にも影響していたのです。 それで糸替えを名人X師にお願いしたのですが、何しろ小さな珠でダブルで272個もの球数があるので、これをオールノットで糸替えをするのは想像を絶する大変なことなのです!! ただ糸を替えただけでは、縒ってしまい、縒が目立たなくなるまでは相当な時間が掛かってしまうのです。 だから名人X師は、一つ一つの珠の穴を開け直して縒れないようにしているのです。これには相当な時間が掛かりますし、彼は指が痛くて麻痺してしまったと言っていました! |
このネックレスはトルコ石のクラスプが付いていますが、これは今まで初めてです! |
セーフティーチェーン付 |
クラスプとネックレスの継ぎ目が細い24Kの金線のコイルでカバーしてありますが、これが重要な意味があるのです!! このカバーがあることで糸が切れないのです。アンティークの真珠ネックレスはすべてこのようにコイルでカバーしてありますが、普通は金属線を使っているので、ここが腐食して汚くなっているし、耐久力の点でも不安があります。 だから、名人X師に24金で金線を特別に作ってもらって、コイル状のカバーを作ってもらったのです!♪ 24金のカバーなんてアンティークのネックレスでも皆無ですから凄いでしょ!!♪ |
最近は天然真珠の魅力と価値が、再評価されるようになり、品薄で価格も上昇しています。 今後は天然真珠のネックレスはますます仕入れが困難になると思いますので、今の内に購入されることをお勧め致します。 |
ダブルのネックレスは付けた時にとても映えるのです♪ |
これは以前に扱った天然真珠ネックレスです。 | |
糸替え前 | 糸替え後 |
これが糸交換をしていない状態です。たぶん糸を交換してから10年以上も経っているのに、ヨレヨレでしょ! これは真珠の穴の大きさが均一でないせいなんです。 もし、穴の大きさが均一でも、オールノットの糸交換をすると必ずヨレヨレになってしまうのです!(下手な職人ほど酷い) 使っている内に糸が伸びてだんだんヨレは無くなるのですかが、可なりの時間が掛かります。 |
これは名人X師が糸交換した物ですが、全くヨレはなくすらっとしています!! 実はこれに理由があるのです。他の職人では絶対に出来ないことをやっているのです! これは真珠の穴の大きさがまちまちだったので、穴の大きさが揃うように穴を開け直しているのです!! これは大変な手間が掛かるので、普通は出来ないと思います!! これで10年は軽く保ちますので安心して使えます。 |
今回、糸交換は2〜3年前に頼んだ専門店に頼もうと思ったのですが、ベテランの職人がリタイヤしたので、今は出来ないというのでした! この天然真珠ネックレスのような小さな珠だとノット(結び目)の数が多く、クラスプのつなぎ目を金属線のコイルでカバーする作業も出来ないからだそうです。沢山の業者に聞いたみたのですが、どこもやってくれる所が無かったのです!いや〜、驚きましたね! まあ、考えてみれば、今、真珠のネックレスはTV通販で普通の真珠と黒真珠のネックレスにおまけに指輪までつけた三点セットでイッキュッパ(1万9千円)なんですからね〜(@_@;)(O_O)\(◎o◎)/! 買った時から変色が始まるガラクタの養殖真珠が蔓延っているんだから、糸交換なんてしないで使い捨てなんでしょうね(笑)。 もうちょっと高いネックレスだとオールノットにしないで金属のワイヤーを使っているようですが、これの場合は真珠と真珠が擦れるので真珠が傷んで良くないのです。 まあ、でもそんなことは関係ないか!だってすぐに変色しちゃう養殖真珠の場合は糸交換するんだったら捨てた方が良いんだから(笑)。 そんな状況だから糸換えの職人がいなくなっちゃったんですよ。まあ、素人に毛の生えたようなへたくそな人たちだけになっちゃんてるんです。全く嘆かわしいですね〜(-_-メ) |