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デマントイド・ガーネット&ダイヤモンド リング アンティークジュエリー好きなら一つは欲しいデマントイド・ガーネットと、アンティークのダイヤモンドならではのクッションシェイプ・ダイヤモンドのハーモニーが魅力の指輪です!! グラデーションのセッティングと、それを引き立たせる指輪の素晴らしい作り!! イギリス? 1880年頃 デマントイド・ガーネット クッションシェイプ・ダイヤモンド オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド 18ctゴールド サイズ14号(変更可能) 重量4,8g Sold |
ダブル一文字にデマントイド・ガーネットとダイヤモンドを交互にセットして、且つグラデーションになっているのが良いんです! |
上段中央のダイヤモンドは典型的なクッションシェイプカット(オールドマインカット)なのも魅力です! 他のダイヤはオールドヨーロピアンカットですが、いづれもテーブルが小さくてクラウンが厚みのあるカットで、現代のブリリアンカットとは違う趣のある輝きがあるのです! まだダイヤモンドを劈開性に頼らず自由にカット出来なかった時代を感じさせるのが面白いところです! ※ ダイヤモンドの時代ごとのカットの違いについてはこちらでご覧ください。 |
デマントイドガーネットの色は若干薄めですが、とても美しいグリーンです! この白バックの色が実物に近いです。 PCのブラウザによって色は違って見えると思いますので、実物をご覧になって頂くしかありません。 |
デマントイド・ガーネットは、当時大人気で高価な石でもあったので、この石を使ったジュエリーは作りも優れた物が多いのです! この指輪もベゼルの上下にハイレベルの彫金を施しています! 指にはめると、以外にこの部分が見えるものなので、このようにクラフトマンシップを感じさせる彫りが入っていると、アンティークの指輪ならではの良い雰囲気が出るのです! |
斜め上から見ると、シャンク根元の彫りも少し見えてますます良い感じです! |
シャンク根元の彫りも格調の高さを感じるシャープで美しいものです! |
デマントイド・ガーネットは、1868年にロシアのウラル山脈で発見され、パリ、ニューヨークそしてセントペテルブルグなどの高級宝石店のショーウインドウに飾られ、世界中の宝石愛好家に衝撃を与えた宝石、それがデマントイドなのです!! その名前の理由は「ダイヤモンドに似ている」という意味のオランダ語から来ていますが、ダイヤモンドよりも数値的には拡散率が高く、ファイヤー(虹色の輝き)もより大きいのが最大の特徴です! ロシア産のデマントイドは、アンティークジュエリーでなければあり得ない貴重な宝石ですし、それをセットしたこの指輪は、アンティークジュエリーの魅力を理解出来る方にとってはたまらない魅力がある指輪なのです! 何故ならウラル産のデマントイド・ガーネットでも全部にホーステールが入っている訳ではなく、ホーステールが入っていなくても上質の石も多いからです!! 石マニアがホーステールに拘るのは、鉱物としての希少価値だけを考えるからで、ジュエリーの素材として考えるなら、ホーステールが入っている余り美しい色ではない石より、ホーステールが無くても美しい色の石の方が良いのに決まっています!! ダイヤモンド以外ではデマントイド・ガーネットだけがファイヤー(虹色の輝き)が出ると言われていますが、ホーステールが沢山入っているほど、ファイヤーは出なくなるのですからね(笑) 最近では、ナミビア産のデマントイドもあるようで、ホーステールが入っている石だけがロシア産だと思われているようですが、それは大いなる間違いです!! ナミビア産のデマントイドも上質の石が枯渇して、加熱処理された石がほとんどのようです。 ホーステールが入っていなくても、デマントイドの摩耗の具合、ダイヤモンドのカット、石の留め方、指輪の作りとデザイン、それに金の摩耗の具合を見れば、この指輪が間違いなく1880頃に作られた物と断定出来るので、その頃デマントイドが採れていたのはロシアのウラル地方しか無いことから、このデマントイドは、100%ロシアのウラル地方で採れた石と断定出来るのです! |
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デマントイド・ガーネットの色はこの白バックの画像が実物に近いです。若干色が薄いですが実に美しい石です! |
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アンティークの優れた指輪はどこから見ても美しいのです! |