ラーバカメオ　ペンダント　＆ブローチ
『エンジェル』
イタリア　1860年頃
ラーバ（溶岩）
18 ctゴールドのフレームは少し後の時代
2,7×2,2cm
重量　6,8g
SOLD

鳩を持ったエンジェルがダンスをしているような動きを感じさせる構図が良いですね〜♪

彫りもラーバならではのとても立体感のある優れた彫りです！

八角形のしっかりしたゴールドフレームで、大きさも使いやすいサイズです。


19世紀中期はフランスとイギリスでカメオが大流行した時期です。その頃、イギリスの新しい富裕階級の人たちの間では、イタリアに旅行するのが大人気でした。
そしてイタリアならでの工芸品として人気があったモザイクやカメオを購入して帰国したのです。

ラーバ（lava）は、ベスビオス火山で採れた溶岩の一種で、アゲートに比べて価格も彫りやすかったので、お土産品のカメオとして人気があったのでした。

だから普通のラーバカメオは、粗末なフレームが付いた如何にもお土産品というイメージの物が多いのです。

そんな中で、このラーバカメオ　『エンジェル』は、ラーバカメオとしては優れた彫りで、モチーフもとても珍しいものです！

ラーバは柔らかいのでアゲートなどのストーンカメオに比べて立体的な彫りが魅力です。