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『英国王室が作らせた素晴らしいエナメル・ミニアチュール!』 ヴィクトリア女王 ミニアチュール・エナメル ポートレート・ブローチ イギリス 1876年頃 オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、ローズカット・ダイヤモンド、シルバー、ゴールド 大きさ 2.5cm×2.2cm×0.5cm(厚さ) 重量 7.8g SOLD
1837年から1901年という長い治世の間に、女王は自身の肖像画をセットしたジュエリーを数多く下賜していますが、通常はこのような絵画を元にしたミニアチュールが使われていました。 このブローチの裏側には、王冠と V R I (Vitoria Regina Imperatrix、ヴィクトリア 女王 女帝)と彫られていて、ヴィクトリア女王がインド皇帝に即位した記念(1876年)に作られた物と思われます。 |
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フランツ・ヴィンターハルター ヴィクトリア女王の戴冠式 1843年 |
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裏側には、王冠と V R I (Vitoria Regina Imperatrix、ヴィクトリア 女王 女帝)と彫られているので、ヴィクトリア女王がインド皇帝に即位した記念(1876年)に作られた物と思われます。 フレームの作りも完成度の高い素晴らしい作りで、極小のローズカットダイヤモンドの裏も、一般的なジュエリーに比べて格段に完成度の高差を感じる窓が開けられています! ちなみに、大英帝国の王(king)は「皇帝(emperor)」と名乗るのを憚っていました。 |
1845年頃 | 1843-1860年頃 |
上の画像はロイヤルコレクションにある二つの 1840-1860 年代のミニアチュール・エナメル ポートレート・ブローチ。 二つともウィンターハルターのヴィクトリア女王の肖像画(1843年)を元にウィリアム・エセックス(1784-1869)が細密画を描いたと説明されていますが絵の描き方が微妙に異なっています。 ダイヤモンドを使った枠も全く同じデザインで作られていますが、カットをよく見ると、上左のブローチの石はやや扁平の「クッションシェイプ」になっていますが、上右の物はラウンド形に近いカットになっていて、年代の違いが感じられます。 今回ご紹介した左の作品は、裏のモノグラムと、ダイヤモンドラッシュが既に始まっている時期と感じさせる、優れたカットで上質のオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドが使われています! |
一円玉よりも小さいサイズに女王の顔(7mm×5mm)と彼女が戴冠式で身に着けたジュエリーまで細密に描いています。 細密画は写真技術の発達により、19世紀中期から衰退していき、ウィリアム・エセックスのようなミニチュアリストでさえ、晩年は困窮していたと言います。 ここに描かれた「リーガル・サークレット(王冠)」は、もともとジョージ4世が1821年の戴冠式の際に着用した物で、それぞれアイルランド、イングランド、スコットランドの象徴であるシャムロック、薔薇、アザミを交互に配したデザイン。現在エリザベス2世が着用しています。 身に着けているダイヤモンドジュエリーは、オスマン帝国のマフムト2世から送られたダイヤモンドをランデル&ブリッジという宝飾店で天然真珠を加えてネックレスにしたもの。当時、オスマン帝国はエジプトの問題でイギリスの協力を得ようとしていました。 (参考:Royal Collection Trust) |
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