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ウロボロス モーニング ブローチ |
ウロボロスは古代の象徴の一つです。 蛇が尻尾を飲み込んでいる様子を図案化したもので、完全、永遠、不滅の象徴です。 このウロボロスはデフォルメされた優れたデザインです。 何となく可愛らしさも感じますね。 蛇の胴体も均一ではなく、太さにメリハリのあるのが良いんです。 全体の作りも腕の良い職人が作ったのだなと分かる、とても良い作りです。 これだけの素晴らしい作りのジュエリーなのに、このような低価格なのはモーニングジュエリーだからです! 髪の毛を気にしない人にとってはすご〜くお買い得なブローチです! 次に頭部の拡大画像を見て頂きながらお話致しましょう。 こんな所まで凝った作りなんだと驚かれると思います。 |
蛇の頭をよ〜く見ると、何と赤のギロッシュエナメルが施されていますが、優れたアンティークジュエリーとは、さりげなく良い仕事をしているということなのです! 黒のエナメルはシャンルヴェ・エナメルで、ベースの金の部分を彫り、そこにエナメルを施す技法です。 このウロボロスで言えば、黒い部分がエナメルでゴールドの模様は彫り残してあります。日本で言えば七宝象嵌にあたります。これは大変な手間が掛かる細工なので、19世紀後期になると見かけなくなります。 目にはローズカットダイヤモンドがセットされていますが、1mm以下の極小のローズカットダイヤモンドなのに、厚みのある綺麗なカットのダイヤなのには感激です!! これも良い物として特別にオーダーされた物の証なのです!! |
↑ウロボロスの形に合わせた台座の作りと仕上げ実に丁寧な良い作りです。 裏にモノグラムが綺麗な線を彫られています。 これは手彫りだから綺麗なのであって、今のような機械彫りでは死んだような線しか彫れないのです。 ガラスは拭きガラスのドーム型が使われています。 |