ロシアン アールヌーボー サファイア ゴールド ブローチ アンティークジュエリー

まさにアヴァンギャルド!

一見して、アールヌーボーとわかるデザインですが、ロシアのものなので、フランスの典型的なヌーボーとどこか違う雰囲気が感じられます♪♪

不思議な造形ですが、よーく見ると、「涙を流している目」に見えませんか?(笑)

同じ曲線を扱うにしても、女の人の髪の毛や植物文様みたいに無難にまとめない、それがロシアン・アヴァンギャルドの真骨頂なのです!!

サファイアも艶やかな良い色の石を使っていて、脇に添えた小さなローズカットダイヤモンドとの組み合わせが、躍動するゴールドの曲線の中心にあっても、大変存在感があります。

このような現代アート的な物は、物凄く珍しいと言えます。もちろん、革命前だから細工も本格的です。

アールヌーヴォー サファイヤ ブローチ
ロシア 1908年頃
サファイア、ローズカットダイヤモンド、
14ct ゴールド(ゾロトニック 56)
全長 3.5cm、7.6g
SOLD

1円玉サイズ ←実物大
ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。
ロシアのホールマーク


ロシアのホールマーク
1908-1927年、
サンクトペテルブルグ、
純度 56/96 (583)

面取り、艶消ししてあるのが素晴らしい!!

 

サファイアは最高級とまでは行きませんが、グレードの高い石を爪できっちりと左右対称に留めています。

天然のまま(無処理)の石ならではの、石の内部から艶やかに光っているような感じがある魅力的なサファイヤです!♪

隣に沿えられたローズカット・ダイヤモンドも小さくても丁寧にカットして覆輪留めしています。

大きな色石の脇に小さいダイヤモンドをセットしてあるのは、モダンな感じのするセンスの良いデザインです。


《参考》
現代の色石とアンティークの色石の違い!!


サファイアの石の質だけでなく、カットとセッティングも良いので、どの角度から見ても魅力的です♪  

 

裏の仕上げも綺麗です。

本体、針、留め金の全てにホールマークが入っています。

 

サファイアは持ち上げてセットしてあります。

ピンの先が気にならない構造です。

ピンの留め金にはラトビアのマークが押してあります。

これはラトビアが第一次大戦後にロシアから独立したときに、独自のホールマークを設定したもので、1920年代に使われていました。

金の純度 585 を満たしているという意味で、独立以前に作られた物や、オークションに出品された物に押すことが義務づけられていました。

ラトビアはロシアに編入されている時代に帝政ロシアのマークを使用していたのですが、このブローチにはリガでなく、セントペテルブルグの試金局のマークがあるので、ロシア製で間違いありません。

ラトビアのホールマーク






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