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典型的なヴィクトリア時代中期の大型のブローチです。 リボンを結んだ形は、「ラバーズ・ノット」と呼ばれ、永遠に解けない愛を表しています。 フレームには当時流行した古代エトルリアの金細工などに影響された細かい金細工がされています。一つ一つ、非常に小さな金の輪をロウ付けしているのは、大変な手間を掛けています。 この時代から、機械によるジュエリーパーツの制作が始まり、このジュエリーもそのようなマシンメードのパーツで出来ています。マシンといっても、完全なオートメーションではなく、型の制作やプレスに技術を要する物ですし、小さなパーツはすべて一個一個手で蝋付けされているところはアンティークジュエリーらしいところです。 新旧の技術が混在しているというのが、いかにもこの時代らしさを表しています。 使われている石はアメジストに見えますが、ガーネットで、質が良くて珍しい石が使われています。 この時代のドレスは生地が厚くボリュームもあったので、 ボリュームがある割には、軽いので使いやすいのです。 コンディションもパーフェクトです。 |
ヴィクトリアン リボン ブローチ イギリス 1870-80年頃 |
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アメジストような珍しい色のガーネットが使われています! 安物のジュエリーにはボヘミアン・ガーネットという黒ずんだ質の低い石が使われていることが多いのです。 ヴィクトリア時代にはガーネットはカボッション・カットになっている物が多いので、このブローチの石が珍しくファセットカットになっているのは、石の色が良く、上質なものだからなのだと思います。 表面にキズがなく、コンディションはパーフェクトです♪
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小さな丸い輪を並べてロウ付けしています。 縁の部分には、半円形のパーツを並べて付けています。 金の表面は半つや消しになっています。
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かなり高さがあって、着け映えします。 小さいジュエリーでは物足りないという方にはピッタリでしょう。 |
ヴィクトリア時代中期ならではの立体感のある素晴らしいケース付きです! |
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裏にロケットが付いています。
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