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ロケット付 エナメル&パール ネックレス イギリス 1870年頃 天然真珠、ギロッシュ・エナメル、15ctゴールド プリンスオブウェールズ御用達 全長 34.8cm、重要 24.1g 高貴な深みのあるブルーのエナメルと照りの良いハーフパールで、鞠のような、丸いユニオンジャックのような、可愛い模様を描いています♪ エナメルは地模様がわずかに透けるギロッシュ・エナメルになっていて、チェーンは継ぎ目が滑らかなウロコのような細工になっています。 画像では拡大していますが、大きさも手頃で存在感があり、身に着けた時に映えるタイプのネックレスです♪ 色や地模様の具合は画像には出にくいので、是非実際にご覧になってください。 |
Watherston & Son社 は、時計職人が 1798年に前身となる会社を創業し、John Brogden も修業していたことのある老舗のジュエラーです。1851年の万国博に Watherston & Brogden として出品して受賞しています。 両脇にプリンスオブウェールズとプロシアの紋章がありますが、これはヴィクトリア時代の皇太子とヴィルヘルム二世が御用達にしていたということです。ヴィルヘルム二世は、ヴィクトリア女王の同名の長女ヴィクトリアの長男なので、女王の孫ということになります。 ちなみに、Pall Mall は「ポールモール」と読みそうになりますが、「パル・マル」というのが昔の上流階級の発音で、そのまま地名として残っています。 |
照りの良い天然真珠を半分に切って留める「ハーフパール」と、濃いブルーのギロッシュエナメルの対比が美しいですね。 ハーフパールは、本当に照りが良い珠で、色や大きさを揃えてあります。 ギロッシュ・エナメルは金属を彫り、ガラス釉を入れて焼成していますから、パールとの境目に見える金の線は、金を彫り残してあるのです ハーフパールとギロッシュエナメルを球面に施して、スッキリと乱れがないのですから大変に高度な技術です。 三つのペンダント飾りの中継地点にある、パール1個の小さな飾りにもギロッシュエナメルが施されているのが良いですね〜♪ |
エナメルの色が濃いので見えづらいですが、地模様が透けて見えるのが解るでしょうか? 濃い色の下から、うっすら見えるというところが、上品ですよね♪ エナメルは、三角形の先端の細い形にまでエナメルが入っていて、気持ちがいいです。 この写真だと非常に大きく見えますが(笑)、一円玉(2cm)くらいの直径です。
『参考』 エナメルの技法については、《知られざるアンティークジュエリーの魅力》の【エナメル】でご覧ください。
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ロケットの厚みは、1cm程もありますし、この放射状の模様がより立体感を感じさせます。 身に着けた時に綺麗に見えるようにデザインされていることが解りますね。 |
非常に滑らかなウロコのような細工のチェーンになっています。 クラスプもボックス型がついていて、筒状の方に15ctの刻印があります。 |
裏も綺麗な状態です。 ロケットにはカバー・ガラスがついています。 |
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ロケットの裏に「GM」というマークがありました。 Watherston & Son に所属していた職人か、このネックレスを納めた外部の工房のマークでしょう。 |
オリジナルのアンティーク革ケース付です♪ |
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