『聖ジョージの龍退治』

ペンダント
オーストリア・ハンガリー帝国　19世紀後期
ギロッシュエナメル、シャンルヴェ・エナメル、
エメラルド、ルビー、ダイヤモンド、天然真珠、
シルバー＆ゴールド
8cm×5,2cm
重量38,8g

Sold


ハンガリーのアンティークジュエリーの中で最も代表的な物がこのネオルネサンス　ジュエリーです。

巷で時々見かけるこのタイプのジュエリーは、通常雑な細工の物がほとんどなので、僕は仕入れていなかったのですが、この『聖ジョージの龍退治』のペンダントは、本物のルネサンス・ジュエリーを彷彿させるような素晴らしい細工なので扱うことにしたのです！！♪


多彩なエナメルを駆使し、これだけ大きな物なのに、驚くほど手間を掛けた彫金は、ハンガリアン・ジュエリーとしては異例の作品です！！♪


それに、エメラルド、ルビー、ダイヤモンド、天然真珠と多彩な宝石を贅沢に使っているのも魅力です！

宝石は真珠を含めてすべて鑑別済みですが、三つの天然真珠に内、中央の大きな真珠は後部に小さな穴が開いています。これも天然真珠なのは確認していますが、この真珠だけは後で付け替えられて可能性があります。

でも、これだけの大型で希少価値のあるペンダントでこの価格なら、充分に許せる範囲のことだと思います。

ルネサンス時代のジュエリーは、裏の作りが素晴らしいのが特徴ですが、この『聖ジョージの龍退治』のペンダントの裏も表と全く遜色の無い見事な細工が成されています！！

エナメルも彫金もすべてが表と同じレベルの仕事をしてありますが、これだけ大型のペンダントであることを考えると、制作時間は想像を絶するものがあります！！

この手間のかけ方はアンティークジュエリーでも滅多にないことで、今の手間賃に換算すると、軽く200万円オーバーですから、この価格が如何にお安い物かがお解り頂けると思います！！


大きなペンダントをお付けになられる方には、またとない最高にお買い得なペンダントに違いありません！！！♪

龍の周りのホワイトエナメルは金の模様を彫り残したシャンルヴェ・エナメルですが、こういう手間のかけ方は、このペンダントが如何に別格のハンガリアンジュエリーであるかを物語っているのです！！