『エキゾチックなロシアのホースシュー（馬蹄） ブローチ』
シャンルヴェ・エナメル、シルバー（純度880）
ロシア 1900年頃
4,2cm×3,2cm
重量　13g
Sold

幸運のシンボル、ホースシュー（馬の蹄鉄）の形のロシアらしい素朴な雰囲気のブローチです。

ホースシューは欧米ではとても人気があるので、ジュエリーのモチーフとして多く使われていますが、このロシアのホースシュー　ブローチは、キリル文字をエナメルで描いているところに、エキゾチックな魅力を感じます！♪

ブローチのロシア語は「思い出にに身に付けていてね」といった意味です。

しかも身につけると言う動詞にいつでも、 ずっと、あちこちにといったニュアンスも含まれています。 親しい間柄のひとにやさしく語りかける命令形です。

そしてその文字は表面に書いてあるのではなく、銀のフレームを彫ってエナメルを入れてあるのシャンルヴェ・エナメルです。

ヨーロッパだったらこんな手間の掛かる仕事を銀のブローチなどには絶対にしていないでしょう。

しかも何色も色を使っていますから、色ごとに炉の温度を変えて焼成するのは大変な手間が掛かるので、ロシア以外のジュエリーでは考えられないような手間のかけ方なのです！

ロシアのジュエリーは、ヨーロッパのジュエリーに比べて、一手間も二手間も多く掛けてジュエリーを作っていたのは、民主化が遅れて、職人の工賃が安く、長時間労働が当たり前のロシアならではのことなのです！