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ジョージアン 紋章インタリオ付シール(フォブ) イギリス 1820年頃 高さ 3.4cm、シール 2cm x 1.8cm、重さ 17.2g Sold フォブ(シール)とは懐中時計の鎖に着ける装飾品ですが、ジョージアンの時代には懐中時計は大変に高価だったので、フォブもそれにふさわしい高級な物として作られているのです。 フォブは完全に立体的な作りになっているので、表面だけ装飾すれば良いジュエリーに比べて、少なくとも2倍の手間がかかりますし、同時代のジュエリーには地金が薄い物が多い一方、フォブは地金の厚い贅沢な作りになっているのです。 このタイプの物は、このままチェーンを通せばペンダントとして使えるので余計な金の輪を着ける必要がありません。 |
どの方向から見ても美しい彫金です! フォブ・・・懐中時計の鎖につける装飾品。 大抵、フォブには石が嵌め込まれていて、そこに紋章などがインタリオ(陰刻)で彫られています。従って、フォブを単にシールと呼ぶこともあります。シールには、大型のデスクシールのような物もあります。 |
女性がペンダントとして使いやすい小ぶりのフォブです!♪(高さ3.4cm) 本体には放射状の彫りが深く入っていて、角度によって光の反射が変わります。 アクセントとして、太い線が入っているのがグッドセンス!! ジョージアンならではの洗練されたスタイルです。
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ライオンのクレスト(一番上の飾り)、盾は4つに区切られて、それぞれ祖先の模様が細かく彫ってあります。おそらく、スコットランド系準男爵家の Riddell 氏の一族だと思われます。 一番下のモットーは、
と、あります。
つまり、神が我々に自然の物質的な恵みを与えているだけでなく、心の豊かさをも与えて下さる。それには、与えられているものを惜しまないで、他の人に良くしなさいということだと解釈できます。 |
上のライオンの彫りは会心の出来ですね!! ライオンが持っている麦の束が紐で縛られている様子まで彫られています。 全体がハッキリと出た印影を押すのが大変なくらい細かい模様です! |
←実物大↑ ブラウザによって大きさが違いますが、1円玉(直径2cm)を置いてみれば実物との大小の比率が分かります。 |