回転式 三面インタリオ　シール！！
しかも、スプリットリング付！！

イギリス　1820年頃
ブラッドストーン、シトリン、アメジスト、15-18ct ゴールド

インタリオ 1.5cm x 1.2cm、
フォブの高さ: 3.5cm、
スプリントリングの直径: 2.4cm
（スプリットリングはリングにすると 18号程度です）

総重量 １８．７g（スプリットリング含む）

Sold

三つのインタリオが回転する作りになっています！！

ジョージアンのシール（フォブ）は、懐中時計が超高級品だった時代に男性用に作られた物で、手間を押しまず凝った物が作られ、それらは貴族の美意識が反映した優雅な物なのです！！

通常のシールは女性がペンダントとして使うとシールが下を向いてしまうものですが、これは美しい宝石が付いたペンダントとしても楽しめるのが良いですね！

綺麗なシトリンやアメジストといった華やかな色合いの石を使っているので、ジュエリーとしても映えますね♪♪！！

インタリオに使われている石はブラッドストーン（緑）、シトリン（黄色）、アメジスト（紫）とカラフルで、その日の気分や洋服に合わせて、回転して楽しめます！！♪

それぞれ、貴族の紋章（クレスト）がモットーと共に彫り込まれています。

しかも、同じ時代（ジョージアン）の金のスプリットリング付です！！（スプリットリングは、今でいうキーホルダーのような物です）

こんなお得で楽しいインタリオなんて、滅多にあるものではありません！！！

この馬がクラウンを持っているクレストは、Lane家の物だと思います。
スチュワート朝の王、チャールズ２世の亡命を助けた功績があったようです。

モットー： GARDE LE ROI
guard the king （王を護る）

モットーが上に来ているのはスコットランドの形式で、
他のインタリオも同じようになっています。

一番したのアルファベットはイニシャル。

レモンイエローの美しい天然無処理石のシトリンです。

現在のシトリンは、最低のアメジストを加熱処理をしたガラクタ同然の石です（笑）。

モットー：VENALE NEC AURO
Not to be bought with gold 金で買われない

カササギの紋章（クレスト）とこのモットーは、Jervis家の物だと思われます。

色は薄めですが透明感のあるアメジストが使われていて、とても綺麗です。

三本の矢とは面白い紋章ですが、どこの家なのかハッキリとした事は解りませんでした。

モットー：VENALE NEC AURO
Not to be bought with gold 金で買われない

このモットーは、カササギの紋章にあった物と同じです。
紋章には色々あって、このタイプの物は、紋章全体（Coat of Arms）の一部のクレストという部分で、一族で共有するものです。

この三つのインタリオは家族の物なのはほぼ間違いないのですが、クレストが変わるということは、実家の紋章だったり、他家の爵位を継承したり、娘が嫁に言ったのかな、と想像できます。

スプリットリングは、もちろん取り外し可能です。

スプリットリングは昔のキーホルダーですが、リングサイズでいうと、１８号くらいなのでサイズが合えば男性がリングとして使うこともできます。
アイデア次第で他の用途に使えるかもしれません♪

インタリオを回転させて、その日の気分や洋服に合わせて楽しめます♪

彫金のレベルは高く、深く花や渦巻きを彫っていて、バチカンの部分は、鳥の羽根のような大変凝った形をしています。

この羽根のモチーフは、鳥の紋章と関係があるのかもしれません。
紋章に合わせて特別のデザインされたオーダー品の証と言えるでしょう！！

このような手間ひまを掛けた物が作られるのは、ジョージアンならではなのです。

シールはペンダントとして作られた物ではなく、懐中時計のチェーンに付ける、日本の根付けのような物なので、完全に立体的な作りです！！

それだけに手間は普通のペンダントに比べて何倍も掛かるのです！！

だから僕は優れた細工のシールほど、こんな安い物は無いと思っています！！

完全に立体的にできているので、どこから見ても美しいし、デスクに飾っても素敵です♪

シールほど、コレクターズアイテムとして魅力的でお買い得な物はないと言えるのです！！

スプリットリングを取り外して、直接シルクコードやゴールドチェーンを通すこともできます。

高級シルクコードはサービス致します。